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VAIO type T-ZERO 505 Review 外観篇 [Sony・VAIO]

VAIO T-ZERO 505レビュー、今日は外観篇をお送りします。

このT-ZERO 505、505と呼んではいても色が505カラーであるというだけで、中身はあくまで最新のVAIO type T。OSやストレージなどの仕様は、VAIO OWNER MADEで選択出来るようになっていました。

で、今回僕がチョイスしたのはこの仕様。

軽量化/耐久性/バッテリすべてを勘案すると、HDDも光学ドライブもないゼロスピンドル仕様に行き着くのは、初ノートPCがゼロスピンドルPCだった僕の性でしょうか。

本当はワンセグもなくして極限まで軽くしたかったのですが、何故かワンセグは強制的に付けられてしまうので、質量は985gになります。

外観で最も特徴的なのが液晶パネル背面、ヒンジ近くにある「10th ANNIVERSARY LIMITED EDITION」ロゴ。これレーザー刻印で入っているそうです。

さて外観を見ていくのに「10年でここまで進化した!」と、初代PCG-505と比較できれば良かったのですが、さすがにPCG-505は手放してしまっているので、もう一つの伝説的505、VAIO NOTE 505 EXTREME(PCG-X505/SP)と比較しながら見ていこうと思います。

まずは化粧箱から。

2003年12月の発売当時は、他のVAIOと一線を画す高級感あふれるパッケージと言われたX505ですが(何せ本体のデザイナーである森澤有人さんが、パッケージングまでデザインした。)、さすがに4年の時間差は隠せないですね。しかしT-ZERO 505の箱でかい…

本体を並べてみます。

4:3ディスプレイのX505に対し、16:9ディスプレイのT-ZERO 505の方が幅広く、奥行きは短い形状となっているのに時代の変化を感じます。

キーボードはどちらも独立したボタンが並ぶタイプですが、T-ZERO 505のほうが反発力のかかり方が自然で、楽な力で打つことが出来る感触です。

実はX505は初代505へのオマージュとして、わざと同じフットプリントにしており(幅259mm×奥行き208mm)、10.4インチ4:3ディスプレイというのも全く同じサイズです(ただし解像度はSVGA→XGA)。仮にここに初代505があっても同じような光景が広がるんだなと思うと、感慨深いものがありますね。

ただしこと厚さに関しては、極限を追求したX505(最薄部9.7mm)と、バランス重視のT-ZERO 505(Sバッテリ時22.5mm)では大きく違いまして、

X505がいかに異端な存在だったかがわかります。

X505が異端だったのがもう一つ。底面も完全にデザインされていて、まるで天板のようにVAIOロゴがプリントされ、放熱のスリットすら無いという完璧なデザインをしています。

これにはさすがのT-ZERO 505も脱帽でしょう。その分X505は排熱を底面全体で行うことになるので、結構熱くなるのが弱点だったりします(X505はファンレス)。

あ、両方とも“あれ”が無くなっていることに気づいた方いらっしゃいますかね(^^;

はい、どちらも開梱直後にWindowsライセンスシールは剥がしてしまっています。しかしT-ZERO 505、剥がしたシールの下に貼り付けのガイドとなる線があるのはともかく、デカデカと穴があるのに唖然。ここはゼロスピンドルでなければドライブが収まる場所なので、ドライブユニット固定用のネジ穴かとも思ったのですが、どうやらそうでは無いらしいですし、もしかして僕みたいな不逞の輩への警告でしょうか(笑)

型番や製造番号シールが底面に貼ってあるのも、ちょっといただけません。X505やtype U-ZEROはバッテリで隠れる場所に貼ってデザインを壊さないようにしていたのに。

そのかわり型番シールには10th ANNIVERSARYロゴが入っています。

505シリーズのアイデンティティといえば、円柱状のバッテリが本体の外にあるシリンダーデザイン。そのシリンダーの左端に電源スイッチ、右端にDCプラグが配置される伝統も、脈々と受け継がれています。

T-ZERO 505の電源スイッチは、高輝度LEDで鮮やかな緑に点灯します。

X505は黄緑なので、ここら辺にもLED技術の進歩を感じます。

DCプラグの「DC IN 16V」表記が本体液晶のサイドに書かれているのは、X505が最初だったと思うのですが、それをT-ZERO 505も受け継いでいます。

シリンダーデザインで進化したのが、ヒンジの処理。初代505やX505は液晶側・キーボード側両方の支点とバッテリーが並ぶため、パーツの接合線が二つ入ることになりますが、

T-ZERO 505ではバッテリがキーボード側のヒンジ支点を覆い隠すように装着されるので、接合線は一本で済み、見栄えもよくなっています。

バッテリは完全な円柱状だった初代505/X505と違い、円柱に出っ張りが付いたような形状となっています。

その分容量は増加し、X505のSバッテリが22.2Whなのに対し、T-ZERO 505のSバッテリは31.32Whとなっています(初代505のSバッテリは17Wh)。

X505とT-ZERO 505、何度も言うとおり元々のコンセプトが、“極限(X505)”と“絶妙のバランス(TZ)”とかなり異なるものなので、比較するだけ野暮なのですが、細かい使い勝手も明らかにT-ZERO 505の方が良くできています。

X505はメモステスロットを持たず、なんと付属の薄型マウス(こんなんまで専用設計!)にスロットが付いていたのですが、

T-ZERO 505ではもちろん内蔵され、SDメモリスロットまであります。

LANコネクタも、X505がアダプタ経由だったのが、

T-ZERO 505はモデムやiLinkと並んでちゃんと内蔵されました。

本体も進化すれば、ACアダプタも大幅進化。大きさからして…

これですからね。

ちなみにX505用のACアダプタPCGA-AC16V6は、こだわりの専用設計オンパレードのX505には珍しく共通品で、初登場は2003年2月のV505登場時に作られたタイプです。

一方のT-ZERO 505は設計こそtype Tそのままですが、塗装やカラーリングは細かいところに至るまで、全て505用の特別な色にされています。

クリックボタンはシリンダーと同じ濃い紫色。

コネクタカバーや、Expressカードのシャッターも、サイドのラインに沿って2色塗り。

右サイドのドライブカバー部も、ちゃんとラインの塗り分けが守られています。

ワンセグアンテナはシルバーに似せたグレー。

バッテリもシリンダー部だけが濃い紫で、本体と重なる部分はシルバーです。

↑これパーツが接合されているのではなく二色塗りになってるんですよ。こういうところに共通品を使わないのは、さすがといったとろでしょうか。

そしてT-ZERO 505のこだわりは何も筐体の色塗りだけではありません。起動して出てくる壁紙をこいつに設定することが出来ます。

この空とVAIOロゴの壁紙。初代505へのオマージュなんですね。

これを初めて見たときは、そういう壁紙になっていることを全く知らず、電源を入れたらこれが出てきたので、「うお~!これなのか~!」と叫んでしまいました。それぐらいこの壁紙には思い入れあるんですよ。

こうしてT-ZERO 505とX505を並べてみてきましたが、

T-ZERO 505にもちゃんと505シリーズの魂が受け継がれているんだなと、改めて実感しました。そしてそもそもこういう企画が成り立ってしまうほど世の中にインパクトを与えた、初代PCG-505とSonyという会社の偉大さも思い知ったところです。だってこんな企画NECや富士通じゃ絶対無理ですもん(PC-9801やFM-TOWNSの復刻版でも作りますか?(^^;))。

T-ZERO 505レビュー次回はセットアップ篇をお送りする予定です。


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コメント 4

かつぽん

すごいなぁ、電源入れてるよ!!
おいら?   ・・・あははσ(^◇^;)
by かつぽん (2007-11-20 11:28) 

Virgo

穴が、なんだかのぞき穴とも水抜き穴ともとれる異様さですね。(^^;)
by Virgo (2007-11-20 11:38) 

kozy

何気に普通のノートPCって久しぶりに使ったのですが、キーボード打ちやすいですね。昔は、ある程度慣れが必要だった気がするのですが、いきなり違和感なく使えて、良いマシンだなと思いました。

次回以降のレビューが超楽しみです!
by kozy (2007-11-20 12:00) 

ピンキィモモ

私もX505を持っているので(今はTZ-90を使用)、レビューを読んで2つの違いがよくわかりました。
やっぱりVAIOはいいです。
他の会社にはないロマンがあります。
次回もレビューを楽しみにしています。
by ピンキィモモ (2007-11-21 12:41) 

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