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Visual Audio Intelligent Organizer [Sony・VAIO]

Intel Centrino2プラットフォームの登場にあわせVAIOがモデルチェンジしました。しかし今回はただのモデルチェンジではありません、1997年の発売以来「VAIO=Video Audio Integrated Operation」だったコンセプトが再定義され、「VAIO=Visual Audio Intelligent Organizer」に進化することになります。

それにあわせイメージカラーも、初代の「シルバー+パープル」、第二章の「ブラック+ブルー」から、「ホワイト+グリーン」に変更、まさに今日からVAIO第三章が始まるのです。

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さらに高い付加価値の創造・提供を目指し、VAIOブランドを再定義
「VAIO=Visual Audio Intelligent Organizer」

VAIOパーソナルコンピューター

Intelが提供するプラットフォームにMicrosoftのOSを載せるという基礎の部分がApple以外の他社と変わらない以上、お客さんにVAIOを選んでもらうには「VAIO=Sonyでなければいけない」理由が必要であり、今までそれは「ビデオと音楽が取り扱えること」だったのですが、そのコンセプトは他社にすっかり真似され、今は右も左も同じようなパソコンが売り場に並んでしまっています。

そこで今回新たに差別化のために打ち出されたコンセプトが「Quality」「Design」「Intelligence」

・ただのテレビ録画だけではなく「ハイビジョンクオリティの動画」を扱うためのBlu-ray Discと高画質液晶。
・カラーバリエーションだけでなく天板の柄にまで踏み込んでカスタマイズ可能であること、見た目だけでなくタッチ感までこだわったキーボードなど、一段上を目指したデザイン。
・コンテンツ自動解析を中心に、よりインテリジェンスで便利になったSony独自開発のプリインストールソフト。

まずはこのあたりを訴求することで、“他とは違う”VAIOをアピールする狙いのようです。

 

そしてVAIO第三章スタートの中心となるモデルが、VAIOの中で「最終形」をあらわす「Z」の名を冠したtypeZです。

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VAIO type Z

A4サイズのフットプリントに13.1インチディスプレイと、typeTZより一回り大きいだけのボディ。Core 2 DuoプロセッサーとSSD or HDDドライブ、オーダーによってはBlu-ray Discドライブまで搭載可能としながら、最軽量モデルで1.35Kgと11時間のバッテリーライフを実現、まさに「モバイルの最終形」と言わんばかりの性能を持っています。

僕がさんざ要望した「高解像度ディスプレイの搭載」もついに実現し、1600×900というWXGA++解像度も選択できます。

デザイン上の特徴は、パームレストからキーボード面まで一枚のヘアラインアルミ板で成型されているところ。他シリーズとの共通デザインとして、TZと同じVAIO 505を祖とするシリンダーフォルムを採用することで、他社では見られないVAIOらしいデザインとなっています。

価格はVAIO OWNER MADEで約20万円からですが、このマシンを買うような人が普通にオーダーを組めば30万円前後になるのは間違いなく、5万円台のNetBookが話題をさらっている今の日本市場に果たして受け入れられるのかは未知数な部分もあります。

 

しかし、僕はこのtypeZの成功こそ今後のVAIOの成功の鍵を握っていると思うのです。

その理由はiPhoneの登場。

読者の皆さんも「またiPhoneの話題かよ」と飽き飽きされてると思いますが(^^;)、このiPhoneを手に入れてからの一週間、ヘビーモバイラーだったはずの僕がTZ 505を持ち出す頻度が大幅に減少しているのです。

それはとりもなおさず、外で情報を引き出すだけならiPhoneで十分であることが判明したこと。

日本の携帯電話が「テレビを見られる」とか「お金が払える」とか、進化が無用の長物満載の方向に行ってしまっておかげで、肝心の「情報端末」としてはまるで使い物にならない製品となっているのに対し、iPhoneはまさに「携帯情報端末」として正統進化した性能をもっているので、今までは「情報を見るための機械」兼「情報を入力するための機械」だったノートパソコン(=VAIO typeTZ)から、「情報を見る機械」の部分を、ある程度iPhoneに肩代わりさせることが出来るようになったのです。

となるとあえてiPhoneではなく、モバイルノートパソコンを使う必要が感じられるのは「情報を入力する」という場面のとき。

ですから、これからのモバイルノートパソコンは、iPhoneが逆立ちしても実現できない「絶対的に広い画面」「快適入力のフルキーボード」が自らの存在意義として重要視される時代がやってきたのではないでしょうか。

僕は今の安いだけが売りのNetBookブームは、日本では一過性のもので終わると思っています。

コストダウンで画面と入力機構が安上がりに作られているため、「入力」する端末としては通常のパソコンより劣っているにもかかわらず、手軽に持ち歩いて情報を「見る」端末としてはiPhone・スマートフォンにははるかに及ばないと、存在が中途半端なのです(特にWillcom D4)。これなら「見る」ためのiPhoneと「入力」のための高性能パソコンを別々に持ったほうが良い。

 

小さく軽く質量1Kg前後でありながら、パソコンとしてはフルスペックに近い能力を持ち長時間駆動が可能。ここがここ数年の間モバイルVAIOが目指すべき進化の方向だと思います。

「最終形を意味する“Z”を出発点として、新しいモバイルコンピューティングのスタイルを実現する」

VAIO第三章のこれからに注目です。


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コメント 2

かつぽん

まさしく同意ですね。
C1シリーズを現代に蘇らせたようなVAIOが登場したときこそが、
真の第3章の始まりでは?なんて思ってしまいます。
Vista?それでも欲しい!!って思ってしまうぐらいの
モバイルノート、出て欲しいですねぇ。。。。
by かつぽん (2008-07-17 17:47) 

Virgo

入力に特化したPC、ちゃんと出て欲しいですねぇ。

ただ、相変わらずの外観競争と1年もすれば、半値以下の価値にしかならないのであれば、コストも含めて再定義して欲しいものです。

まぁ、VistaとIntelとどういう付き合いをするかにかかってくるのでしょうけれども。

「ホワイト+グリーン」というこれぞってモデルを見てみたいなぁ。

by Virgo (2008-07-19 20:27) 

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