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今年の買い物の本命が来たか? [Sony・Audio]

今年も始まりましたね、Sonyの年末商戦向け製品連続発表週間。月曜のインナーイヤーヘッドフォン“NUDE EX monitor”に続いて今日もオーディオ製品の発表です。

マルチチャンネルインテグレートアンプTA-DA5300ES/3200ESがTA-DA5400ES/3400ESにモデルチェンジし、久々のCD/SACD専用プレーヤーSCD-XA5400ESもラインナップに加わります。

TA-DA5400ES.jpg
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ブルーレイディスクのフォーマット音声を高音質で楽しめるマルチチャンネルインテグレートアンプ3機種を発売
~DVDやBS/地上デジタル、古い録音のCD音質が向上する新開発機能を搭載~

ここ何年かインテグレートアンプ“ES”シリーズの国内向け機種は、海外向けに出す数機種の中からこれというモノを選んで日本向けに徹底チューニングし、「年一回」「年末商戦に」「一機種だけ」投入するというスタイルが守られてきましたが、今年は珍しくそれが破られ、ミドルクラスの5000番とエントリークラスの3000番が同時投入される運びとなりました。

これはそれだけ音質チューニングを任せられるハイレベルな技術者が順調に育っていて、Sonyの中でも数十名しかいないという“主幹技師”、かないまるさんこと金井隆氏への負担が減ってきたということなのでしょう。今年も9000/7000番台のハイクラスが手付かずになってしまったのはちと残念ですが、5400ESは5300ESの弱点を確実につぶしてきており、今各社一番充実している20万円クラスのアンプの中でも十分オススメできる製品になっていると思います。

プレスリリースで特長を一つずつ追いかけていきますと、

1.独自開発“広帯域パワーアンプ”を搭載

アンプの心臓部は今回もアナログアンプで、デジタルアンプS-master PROの採用は見送られました。

デジタルアンプはシャシー剛性や回路のグランドの取り方など、ほんの些細なことで大きく音質が変わる特性があり、良い音を出すには時間とお金をかけて丹念なチューニングを施してやらなければいけません。

7000ES/9100ESに採用されたS-master PROは第二世代で、今度S-master機を出すとなると第三世代に進化させてくるはずですが、さすがに新開発+チューニングにかかるコストを考えると、5300ESのような20万円台クラスに採用するのはかなり無理があり、最低でも30万~40万円クラスの別シリーズに上げなくてはいけないという判断なんだと思います。

ただしアナログアンプと言えども、3200ES/5300ESで高い評価を得たSonyのアナログアンプ技術が投入されているのですから、今回もさらに進化しリードが無いトランジスタを採用して振動を排し、高音域部を中心に5300ES比で7%の帯域拡張を実現しています。

 

2.新開発「第2世代 低ジッタ型・ロスレスデコードエンジン」を搭載

デジタルオーディオで音質低下が起きる原因の一つ、デジタル信号の時間軸方向の歪みやずれである“ジッタ”。5300ESでも低ジッタ型エンジンが採用されていましたが、5400ESでは第二世代に進化しました。

これでドルビーTrueHDやDTS-HDマスターオーディオなどの、新世代音声コーデック信号をデコードするときの音質低下がさらに減少しています。最近BDはリニアPCMよりもロスレス圧縮収録の作品が増えてきており、このデコードエンジンの高音質化はBDの高音質視聴に直結してきます。

 

3.HDMI入出力端子を多数装備

僕がずっと言い続けてきた「HDMI2系統出力」がついに実現しました。これで大型プロジェクターと小型液晶テレビを適宜使い分ける2wayシアターも、これ一台でフルコントロール出来ます。5300ESに引き続き、最も高音質になるように回路接続されたHDMI端子を「for AUDIO」と分けて表記されており、今回はHDMI出力「5番」がそれになります。

 

4.新開発“ジッタ・エリミネーション回路”を搭載

ロスレス音声のデコーダーだけでなく、マスタークロックも低ジッタとなっているので、CD/SACD/DVDもより高音質になっています。

 

5.新開発機能「デジタル・レガート・リニア」を搭載

圧縮音源に混ざりこんでいる人間の可聴帯域外のノイズを除去することで、Walkman/iPod/DVD(ドルデジ・DTS)/デジタル放送(AAC)などの音質を大幅に向上させる機能です。

 

6.H.A.T.S.(High quality digital Audio Transfer System)for HDMIを搭載

過去にTA-DA9100ES/9000ES/7000ES/DR1aとSCD-XA9000ES/SCD-DR1に搭載されていたiLINK版「H.A.T.S.」ですが、iLINKがパーツ確保が困難となったことと、HDMIがデジタル伝送の主要インターフェースとなったことから、今回「H.A.T.S. for HDMI」となって5400ESに復活搭載されることとなりました。

このH.A.T.S.とは、アンプとプレーヤーをデジタル接続することで、アンプがプレーヤーからのデータ量を監視して指令を出し、常に最適な量のデータがアンプのバッファに貯まっている状態を作り出す機能です。

この結果アンプのマスタークロックはプレーヤと同期させる必要が無くなり、ジッタの少ない安定した駆動が可能となるので、より高音質が実現できるのです。

同時発表されたSCD-XA5400ESがこのH.A.T.S. for HDMIに対応しており、5400ESでそろえればCD/SACDの大幅な音質向上が見込めます。

 

7.32bit DSD-DAC変換機能

これは近い機能をPS3がソフトウェアで積んでますね。PS3でDSD→リニアPCM変換するのと、5400ES内でDSD→リニアPCM変換するのと、どちらが高音質になるのか比べてみたいです。

 

8.ペアマッチング方式自動音場補正機能D.C.A.C.(Digital Cinema Auto Calibration) を搭載

自動音場補正機能もまた強化されました。これがあると部屋の特性による音質の変化をアンプの補正で吸収することが出来るので、セッティングが非常に楽になるんですよね。

 

その他にもいろいろと機能が付いていますが、個人的にはやはりH.A.T.S.の復活とHDMI2系統出力が嬉しいです。

今年は年頭に「2008年はオーディオ買い替えの年!(ただしS-masterアンプが出たらね(^^;))」宣言をしているので、この年末商戦に買うSony製品の最右翼がいきなり出てきてしまった感じです。

でもやっぱりS-masterの音も捨てがたいしなぁ…

やっぱりアンプは見送って某900とカールツァイスという道も…

いやいやここは何も買わずに最後の大物、100万円SXRDプロジェクターのための資金にする方向もありだし…

怒涛の発表週間初日から悩ましいものを出してくれたものです。


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