VAIO type P-ZERO Review 開梱篇 [VAIO P-ZERO]
VAIO type P “Perfect ZERO” レビュー、今日は第一回恒例の開梱篇をお送りします。
今回僕がSonyStyleにオーダーしたtype Pの構成をおさらいしますと、
CPUは最速のZ540(1.86GHz)にアップ。ストレージは当然SSDですが、大量のデータを持ち歩くことはないので64GB、必要なオプションはBluetoothのみで、後は全部無し(セミナーで鈴木さんの話を聞いてからは、ノイズキャンセリングは付けるべきだったと後悔。)。キーボードは英字/日本語どちらでも打てる体質なので、不等ピッチを避けるために英字を選択。軽量化最優先なのでバッテリーは標準のみで総重量は590g。これでモーター類が何一つ無い“パーフェクト・ゼロスピンドルPC”となります。
箱の大きさはPCとしてはかなり小さい部類に入ります。たまたま転がっていたPSP-1000の箱と比べても、
あまり大きさが変わらなかったり。
向かって右サイドには、IntelロゴとMcAfeeロゴとDLNAロゴ。最近VAIOはNorton先生からMcAfeeにプリインストールソフトが変わったんですよね。実は僕はNOD32派だったりしますが(^^;
箱は手前から上に開くタイプでした。ここに保証書。
そうそう、おなじみの石田VAIO事業本部長の挨拶文を忘れてはいけませんね。
箱の中身は3段重ねになっていて、まずは一番上の中箱を取り出します。
この箱の中身はマニュアル類と宣伝パンフ。
オーダー内容を確認する紙も入っています。
マニュアルはそれほど厚くないものが何冊かあって、
インスタントモードがLinux(リヌクスと読む癖がどうしても抜けない…)を使っているので、GNU関連のライセンス表記だけで独立した冊子が存在するのが特徴的です。
真ん中は、本体を載せたパルプモールドの緩衝材。
無粋な注意事項が貼ってあるのは、いつものWindows機です。
最下段は付属品類が収まってます。
三列に整然と収められているものを全て取り出しますと、
左から電源コード、ACアダプタ、バッテリ。右上がディスプレイ/LANアダプタ、右下がウォールマウントアダプタです。
ACアダプタはVAIO T-ZERO 505用に比べると、ほんの少し小型になっていて、
左:type P用 右type T(TZ)用
出力電圧は10.5Vになっています(TZ用は16V)
本当は同じモバイルPCとして、TZと同じACアダプタだとうれしかったのですが、プラグの径がtype Pの薄型筐体には収まらないサイズとなってしまうので、残念ながらtype P専用品となります。
左:type P用 右type T(TZ)用
そのかわりウォールマウントアダプタはTZと共通品です(何だ、500円かけて買う必要なかったじゃん!そういう重要なことはあらかじめ発表してくださいよ>Sony)。おかげでこの写真を撮ってる間に、どっちがどっちだかわからなくなりました(笑)。
このウォールマウントアダプタがあれば、こうやってモバイル時の荷物が一つ減ります。
一方type Pには似つかわしくない大柄なサイズをしているのが、ディスプレイ/LANアダプタ。
裏返すと本体との接続ケーブルが収納されていて、
爪に引っ掛けるように外に出し…
type Pの右側のコネクタにささります。
なんだか不恰好な感じですが、この大きさには意味がありまして、ウォールマウントアダプタのようにACアダプタと一体化できるようになっているんです。
こうしてスライドさせてくっつけると、
これでACアダプタと一緒になって、失くすことなく持ち運びができるというわけです。
そういえば同じ鈴木さんプロダクツであるtype UXは、ACアダプタとLANアダプタが一緒にまとめられるアダプタホルダが付属していました。鈴木さんは「いかにして付属品を簡単に運べるようにするか。」にこだわりがある人なのかも。
正直この大柄なLANアダプタは、デザイン的に×な感じがしないでもないですが、VAIO 505 EXTREME用のLANアダプタのように小さすぎると、失くす可能性が大幅にアップしますので(実は今日までしばらく家の中で行方不明になってました(爆))、
これはこれでよかったのかもしれません。
標準バッテリは7.4V/2100mAh(=15.54Wh)というかなり小容量なもの。
T-ZERO 505のSバッテリーが31.32Whで公称3.5~6時間だったのに対し、type Pは公称4~4.5時間ですから、いかにAtom Zプロセッサーが省電力に貢献しているかがわかります(その割に某D4は…)。
バッテリにはこんな注意事項の紙がついてました。
いたわり充電のためとはいえ、冬場の使用はちょっとバッテリがもたないかも(電池って寒いと性能低下しますしね)。
付属品の最後はスティックポインターの予備。
標準のデコボコタイプの交換用と、ケバケバタイプが一つ入っていました。僕はtype UX以来デコボコ派。
ここからようやく本体のレビューです。
今回チョイスしたのはガーネットレッド。
懇親会で開発者の鈴木さん直々に「何故赤なんですか?」と聞かれたのですが、僕はモバイル機器の色は有彩色のほうがカッコいいという考えがありまして、黒・白・グレー・シルバーといった色は選択から外れます(XPERIAみたいに選択肢が無い場合は仕方なく黒)。
となると、残りはガーネットレッドがぺリドットグリーンとなりますが、ほら、昭和48年生まれにとって「赤」は、ねぇ…
通常の緑の三倍
ですから(笑)。
すいません、くだらない理由で…でも鈴木さんも同じ考えだったので許されるでしょう(てか、type UXも本当は赤が出したかったくらいだそうです。)。
ただしこのガーネットレッドも、単純な赤ではなくかなり複雑な色をしてまして、色温度の高い昼光色があたると「ワインレッド」といった趣になりますし、
色温度の低い電球色を当てると、赤が強くなってまた一味違った印象を与えます。
type TTのバーガンティレッドもかなり好きな赤ですが、こっちはこっちで落ち着きがあってよい感じ。しかし、お金のかかった塗装だ。
画面を開くと、キーボード面は全色がシルバー統一。
液晶面に光があたらないとまるでオニキスブラックのように写っちゃいますね。
で、type Pのキモと言っていい“普通にブラインドタッチ出来るキーボード”ですが、英字キーボードはこういう配列になります。
これが日本語キーボードになると、Enterキーが巨大化するので、P/:キーの右側の余裕が足りなくなって、無理に詰め込んだ不等ピッチにならざるを得なくなりますが、英字キーボードならこのように完全に等ピッチで揃うわけです。
大きさ比較のために、三脚を使ってこれと同じ焦点距離で撮った505 EXTREMEのキーボードと比べてみると。
505 EXTREMEがほんの少しだけ横幅が広い分(type P:245mm、505 EXTREME:259mm)日本語キーボードでも等ピッチを保っています。また左側のTAB/CapsLock/Shift/Ctrlキーも、type Pでは幅が狭くなっているのがわかりますね。
これで505 EXTREMEのように、無理やり「半角/全角」キーを通常の場所に詰め込むと、幅が狭すぎてとても押せたものでは無くなってしまうでしょうから、半角/全角キーをF1キー左隣に逃がしたのはやむをえない判断だと思います(どうせなら「Shift」+「無変換」を使ってくれと言うことか。)。ただあと5mmだけ本体の横幅を拡げてもよかったかなぁ…
これが横幅277mmのT-ZERO 505(英字キーボード)となると、さすがに左右の余裕がまるで違ってきます。
もはや同じ焦点距離だと左右が写真に収まらずにはみ出してしまってますが、BSキーもEnterキーも右Shiftキーもかなり横長になっているのがわかります。
この三つのキーボードを比べてみると、やはり「横幅250mm」というのが、「普通に人間がブラインドタッチ可能なキーボードを実現するための最小サイズ」と言えるのではないでしょうか。
逆に言えば横幅が250mmを大きく下回るモバイルマシンというのは、=「普通じゃないキーボード」になるわけで、ネットブックやMIDやスマートフォンなどの「キーボードが犠牲になったデバイス」と、今回のtype Pのような「普通のパソコン」の大きな分かれ目はここにあると思います(同じAtom Z搭載のWillcom D4は横幅188mm。代表的なネットブックであるEeePCは横幅225mm。特にD4は店頭でかなり試しましたが、キーボードはまぁそれはひどい代物です…)。
そう考えるとtype Pは「奥行きは片手で楽につかめるギリギリのサイズ」「幅は普通のキーボードが実現できるギリギリのサイズ」という、非常にロジカルな要求から生まれたパソコンなんですね。それが伝統的なB5サブノートサイズであるT-ZERO 505とのサイズの違いに如実に現われています。
また2003年12月6日発売で、「薄さを極限まで追求した4:3ディスプレイのノートパソコン」である505 EXTREMEも、type Pやtype Tとはさらに異なるコンセプトで出来ているというのが本体のサイズからわかります。
それにしてもtype Pは薄さもかなり優れたマシンだなぁ。よくここまでのサイズに全てを収めたもんです。
あとは本体の残り部分を見ていきましょう。
type Pのデザインで良いところは、Windowsのライセンスシールなど余計なものをバッテリーに隠れる場所に配置したところ、
type UXの時は「ライセンスシールを別の紙に貼って添付する」という荒技に出てましたが、シール大嫌いの僕にとって、「VAIOを買ったらまずライセンスシールを本体から剥がす」という作業がいらなくなったので万々歳です。
バッテリで隠れるところ、真ん中ちょい右に、WWAN選択時にはSIMカードスロットになるであろう部分があります。
ヒンジの部分には各種アンテナのケーブルや、液晶パネルのケーブルが走ってます。
本体右側面はUSB×1とLANアダプタ用端子。
左側面は電源とUSB×1とヘッドフォンの各端子。
前面左にはWiFiとBluetoothのON/OFFを行う、WIRELESSスイッチ。
前面右にはウィンドウ整列ボタンとインスタントモードボタン、電源ボタンがあります。
スティックポインタはちゃんと本体カラーに合わせたものがついています。
液晶は全開でこれぐらいまで開きます。
液晶はフラッシュサーフェスになってるので(VAIO XR以来?)、ベゼルとの境目に埃がたまることはなくなりましたが、今度はパーツ接合部にたまる可能性が出てしまいました。
メモリースティック/SDカードスロットはダミーカード式。
これもスティックポインターと同じく本体同色となっているのはいいのですが、やっぱり紛失の可能性を考えるとシャッター式にして欲しかったなぁといったところです。
以上VAIO type P “Perfect ZERO”の開梱篇をお送りしましたが、とにかくハードウェアに関しては、素晴らしいの一言。これだけのお金と手間ひまかかった本体が最安構成79,800円から手に入るなんて、驚き以外のなにものでもありません。これ絶対Sonyに儲けは無いでしょう(笑)。
キーボードの打鍵感などはこれから本格的にレビューしていく予定ですが、一通り打った感じでは、やはりキーピッチが「普通のパソコン」しているので、ほとんど違和感無く打っていくことができます。横1600ドットという画面の広さを含め、普通のパソコンの使い勝手を犠牲にしないまま、600gの本体の中にWindowsPCの機能を凝縮させるというコンセプトは僕が求めているものでもあったので、本当に「理想のモバイルパソコンが来た!」という嬉しさでいっぱいな気分です。
このまま中身も裏切らない出来であるか、次回はセットアップ篇をお送りする予定です。
p.s. 買ったらどうしてもこれをやってみたかったので、今日はおまけの写真を一枚。
おおおおお、ウエスト28インチのスリムフィットジーンズにも入りましたよ!(くれぐれも僕のファッションセンスの無さに突っ込んだりしないように(笑))。











左右に携帯握りしめて、赤い液晶BRAVIAの前で、仁王立ち。
やっぱ、3倍力入りますよね(笑)
私はおしりが大きいので怖くてこれは出来ない。(爆)
by Virgo (2009-01-18 05:04)
私はその世代でないですし、リアルタイムでなくとも見たことがないので3倍の威力がいまいち分かりません(^^;;
それにしても・・・購入者の何割がこうやってポケットに突っ込むんでしょうね(爆)
by Riever (2009-01-18 07:46)
スリムフィットジーンズをこんなにゆるゆるに
はけるそのスタイルがうらやましい!!
ノイズキャンセリング機能の非搭載を悔やまれるとは、
そのこころを是非、今度聞かせてください。m(_ _)m
by 店員佐藤 (2009-01-18 09:50)
モバイルはカラフルにって同意見(でも好きな色がなければブラックになるけど)。
おまけ画像(笑)
by sundayblue (2009-01-18 10:46)
最後の写真、今度は是非『新ユニ』でお願いします(笑)。
自分のtypePへの要望は…
・外装は手荒に扱ってもOK!なキズの付きにくいタイプに!
・リテールモデルも64GBSSD&Z540(せめてZ530)採用を!
…何も知らずにリテールモデルを買ったヒトの今後が心配です。
お忙しいっとは思いますが、今後のレビューも楽しみにしています。
by 蔵三 (2009-01-18 11:09)
このキーボードの比較とか凄い!!
さすがの内容に完敗ですぅ・・・m(__)m
それにしても・・・最後の写真に1000nice!!
by かつぽん (2009-01-18 17:23)
通常の緑の三倍、やっぱり赤ですね(笑)正しい選択です!!
最後の写真は、あの宣伝を実際にやってみられたんですね~。しっかりポケットにはまる大きさに、あの宣伝は嘘ではなかったんだなぁと、ちょっと感動。次回セットアップ編、楽しみにしてますね!!
by as (2009-01-18 19:57)