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VAIO type P-ZERO Review モバイルインターネット篇 [VAIO P-ZERO]

VAIO type P “Perfect ZERO” レビュー、今日は基礎的なセットアップが終わったtype Pを外に持ち出して、モバイルインターネットをやってみます。

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またまた昼飯とのツーショット(笑)

VAIO type P (Sony)

VAIO type P (SonyStyle)

普通のパソコンとして、ネットワークにつながっていないオフラインの状態であっても、色々なことが出来るような仕掛けが、ふんだんに盛り込まれているVAIO type Pですが、この携帯電話時代、やっぱり情報機器は常にネットワークにつながってこそ「手放せない」存在になれるというもの。

ところが目玉となるべきdocomo用ワイヤレスWANユニット内蔵モデルはいまだ発売されず、かといってPCカードスロットもExpressカードスロットも持たないtype Pに、イーモバイルのUSBタイプのデータ通信ユニットをつけるのも、なんだか野暮ったくて、スタイリッシュなtype Pにはどうも似合いません。

ということで、今回僕がtype Pの接続用に用意したのは、最近ようやく手なずけてきたWindowsMobile機のこいつ

このXPERIA X1にいまや定番アプリの一つになりつつある、WMWifiRouterを導入してどこでも無線LANルーター化、WiFi経由でインターネットにつなぐ方法をとりました。

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うちにはもう一つのどこでも無線LANルーター、WMWifiRouterよりさらに便利なPHS300があるのですが、せっかくオーナーメイドで589gまで軽量化したtype Pですから、より手軽に持ち歩ける組み合わせを選択したというわけです。

WMWifiRouterのXPERIA X1への導入方法はPocketgamesさんが詳しいので(ライセンスキーの販売もやっています)そちらを読んでいただくとして、WMWifiRouterを起動したら上の写真にあるように「3G→WiFi」ボタンをタップすると、10秒ほどで設定したSoftBankのアクセスポイントとの接続が確立し、アドホックモードでWiFi電波を吹き始めます。

type PのWIRELESSスイッチをONにして、ネットワーク探索をかけるとちゃんとXPERIAが出てきました。

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ここでXPERIAに設定したWEPキーを入力して、接続が完了。

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無事インターネットにつながったので、何はともあれスピードテストをしてみます(笑)

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測定したのは横浜市営地下鉄某駅近くなのですが、なんとびっくり下りが2Mbps!

まぁ場所が住宅地でありますし2Mbpsは出来過ぎにしても、平均1~1.7Mbps前後は出ているので、実用十分な体感速度が得られています。SoftBankは何かにつけて「インフラ」「インフラ」と批判されることが多いですが、僕の使用範囲内では普通に“土管として使える”キャリアですね。

これがイーモバイル+PHS300になると地下鉄のほとんどが死ぬので、スピードはともかく快適度はまだSoftBankのほうが上かもしれません。なおこの使い方でも定額扱いになるというのがこちらの目論見ですが、まだ最終的な料金が確定していないので、同じようなことに挑戦しようという方はくれぐれもお気をつけください(僕のは現在200万円ペースになっています。もし定額が適用されなかったら…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル)。

ま、普通の方はイーモバイルのWindowsMobile機でWMWifiRouterを運用するでしょうから、全く心配はいりませんけど。

 

で、単純に「使いました→つながりました」では記事としての面白みがないので、ちょっとした実験。

簡単な耐久テストを行ったところ、WMWifiRouterで無線LANをONにした状態だと、XPERIA X1のバッテリは3時間半ほどで切れることがわかりました。

type Pを携帯電話のように「液晶を開いたらすぐにネットにつなげる」ようにするなら、XPERIAが常にWiFi待ち受け状態になっているのが理想ですが、さすがに3時間半でバッテリが上がってしまうのでは、そんな使い方はとても出来ません。

そこでまずはtype Pを起動したままで、XPERIAのWMWifiRouterの3G→WiFi接続を落としてみます。

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当然3Gへの接続が無くなるので、type Pがインターネットにつながらなくなりますが、なぜかお互いのアドホック接続は確立したままの状態で扱われています。

ここでXPERIAのWMWifiRouterを再度タップして、3G→WiFiの機能が動き出すと、自動的にインターネットへの接続が復帰しました。

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では逆にWMWifiRouterは起動したままでtype Pをスリープに移行、再度起動してみると、

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これまた12秒ほどで自動的にインターネットへの接続が確立、どちらかを落としたからといって、復帰時に再度接続操作を行う必要が無いことがわかりました。これは休止状態でも同じことで、type P側から明白にWiFi接続を切断するか、

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type Pをシャットダウン/再起動でもしない限り、WMWifiRouter経由のインターネット接続は自動的に復帰するようになっているようです。

本当はコールドスタート時にも自動的に接続してくれると、より扱いが楽になるのですが、WiFi電波を見つけたら自動で接続する機能は、インフラストラクチャモードで動いているアクセスポイントにしか使えず、

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アドホックモードで動くWMWifiRouterでは設定することが出来ません。

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そこらへんやはり使い勝手はインフラモードでPHS300のほうが上ですね。PSPやPS3も接続することができますし。

というわけで、これからはtype Pをスリープに移行&WMWifiRouterの3G接続停止で一時的に休ませ、また使うときはWMWifiRouterの3G再接続&type Pのスリープからの復帰という操作を行うというやり方で、「液晶を開いたらすぐインターネット」に近い環境を実現しつつ、type PとXPERIA X1のバッテリを最大限もたせることになりそうです。

 

それにしてもこの環境を構築して思ったのは、やはりSonyはtype PにWWANを内蔵させるのではなく、Sony自身かSonyEricssonが2.0GHz/1.7GHz/800MHzのHSDPAに対応したSIMフリーのどこでもWiFi端末を出すべきではないかということです。

今までもtype Uシリーズのような超軽量WindowsPCを出して、「パソコンをどこにでも持っていく文化」を育てようとしているSonyですが、とても上手くいっているとはいえない状態です。

僕自身も相当なヘビーPCモバイラーなのに、それでもiPhoneがメイン端末でPCを立ち上げようという場面が少なくなってしまうのは、「起動が遅い」「バッテリが持たない」というのがあります。このうち「バッテリが持たない」は進化の遅い分野なのでしばらくあきらめるしかない状態ですけど、「起動が遅い」はスリープ機能の多用と今回のようなWiFi接続によるダイヤルアップ操作の排除で相当量解消することが出来ます。これがWWANみたいに「立ち上げたらまずはダイヤルアップ接続操作」ではイライラしてしまうのもしかたありません(しかも定額で接続するには、あの悪名高きdocomoの定額データプラン接続ソフトを使わなくてはいけない。)。

また、DSC-G3やPSPや新Walkmanなど、WiFiにつながることでより便利に使えるようになる機器がSonyだけでも急増しているのに、これらを使うために「わざわざ無線LANスポットを探すのか?」という問題もあります。しかも携帯電話とは別にデータ用にさらに毎月6,000円の契約をしろ、というのも普通のユーザーにはおよそ敷居が高すぎないでしょうか。

これらの諸問題を一気に解決し、さらにdocomo/b-mobile 3G/SoftBank/EMOBILEといった使うキャリアを、ユーザーが自由に選べるようになる“3波対応SIMフリーどこでもWiFi”、今type Pに最も必要なオプション機器はこれだと思います。

あ、普通の人を取り込むには購入からネット接続まで「ワンストップ」で出来るのがベストですから、Sonyがdocomo網を借りて、定額データ通信専用MVNOを立ち上げて、その場で加入手続きも出来ると完璧かも。SIMにSonyのロゴが入っているというだけで契約する人もいそうですしね(笑)。

それとSonyEricssonは携帯電話全機種WiFi搭載にしてください、それならデータ通信は全てどこでもWiFi経由にしてしまって、iモードやEZwebを定額にするために4,400円も別に払う必要が無くなりますから。


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コメント 6

Riever

あまり危ない橋を渡るのは(^^;;
大丈夫だとは思いますが・・・うーん(^^;;;
by Riever (2009-01-26 12:26) 

かつぽん

最後の6行に改めて拍手!!

ホントそう思います。
Nokiaも例のVertu(だっけ?)で始めるんですし、
SonyというかSonyEricssonも、ぜひ!!!!
by かつぽん (2009-01-26 14:18) 

苺をくらわば皿まで

さらに危ない橋を渡って良いのであれば、Bluetoothのダイアルアップという手もあります。
電池持ちもいいし、端末のBluetoothさえオンにしておけば、PCから5秒で接続出来ちゃいます。
by 苺をくらわば皿まで (2009-01-26 20:59) 

Virgo

全く持って、どこでもネット接続という事に関しては、とことん鎖国もしくは、発展途上以下ですものねぇ。

何故、ここまでの高額料金を強いるのか・・・・
そのせいで、宝の持ち腐れになる便利な機器の屍累々。

そろそろ、変革して欲しいですね。
by Virgo (2009-01-27 02:53) 

蔵三

>これらの諸問題を一気に解決し、
>さらにdocomo/b-mobile3G/SoftBank/EMOBILEといった
>使うキャリアを、ユーザーが自由に選べるようになる
>“3波対応SIMフリーどこでもWiFi”、
>今type Pに最も必要なオプション機器はこれだと思います。

完全に同意します!
by 蔵三 (2009-01-27 07:50) 

SBMユーザー

iPAD WiFiのお伴としてSoftbankのWM携帯にWMWiFiRouterをいれてWiFi->3G接続をしてみました。 使える! だけど、この使い方がパケット定額料金内で収まるのか、ひやひやしています。 

>定額扱いになるというのがこちらの目論見ですが、まだ最終的な料金が確定していないので

結果はどうでしたか?
by SBMユーザー (2010-06-02 12:01) 

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