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VAIO X-treme Review Xバッテリー篇 [VAIO X-treme]

VAIO X “X-treme” レビュー、今日は本体と同時購入した特大バッテリー、XバッテリーVGP-BPX19篇をお送りします。

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VAIO X シリーズ (vaio.sony.co.jp)

VAIO X シリーズ (SonyStyle)

リチャージャブルバッテリーパック VGP-BPX19 (SonyStyle)

VAIO X本体の発表と共にオプションとしてラインアップされ、VAIO OWNER MADEでは同時装備オーダーすることも出来る、この8セルバッテリーパック「Xバッテリー」ですが、どうも“VOM本体同時装備オーダー組”分の在庫確保で手一杯なのか、SonyStyleでは、未だに単品販売分が「近日販売開始予定」のまま、発売の目処が立っていません。

幸い僕はS&Xバッテリーとしてオーダーしていたので、今手元にあるのですが、後から欲しいと思った人は「いったいいつ発売になるんだ!」とヤキモキされてる事と思います。

一連のWindows 7搭載VAIO発売→VAIO X先行発売→VAIO X通常発売の流れの中で、SonyStyleのサーバーがダウンして、オーダーが困難になってしまったうえに、納期もどんどん延びていってますし、今回のSony側の見通しの甘さのために、どれほどの販売機会損失が起こっているのやら想像もつきません。不景気の中、折角の反転攻勢のチャンスだったのに、ユーザーとしてなんか残念です。

そんなわけで、実は手元にあるのが貴重なこのXバッテリー、およそ今までのノートPCには見られない特異な形をしています。

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開発者セミナーで責任者の林氏やデザイナーの森澤氏から、直接開発秘話を伺ったのですが、なんとこいつは開発当初は全く構想になかったモノで、開発が進行し本体デザインもほぼ決まって、金型まで出来た段階になってから、

「2セルのSバッテリで4~5時間、4セルのLバッテリで8~10時間の駆動時間(JEITA値)が得られるということは、8セルのバッテリーにしたら20時間になるんじゃね?しかもジャスト1Kgの重さで。」

という意見がチーム内から出てきて、「ならいっちょやってみるか」と突然ラインアップに加わることになったんだそうです。

しかしバッテリ用に確保してあるパームレスト下のスペースは、4セルのLバッテリーパックを入れるのが限界の容積しか無いため、8セルだからといって、そのまま単純にバッテリパックの厚みを倍にしてしまうと、キーボードよりもパームレスト側が高くなるという、アンバランスな状態になってしまいます。

ならば底面にバッテリセルを一面に並べて、本体に対して座布団のように装着する、往年のVAIO U101のLバッテリーのような手に出るかというアイデアもあったのですが、電池というのは高温に晒されると劣化してしまう特性があり、CPUなどで高温になるメインボード下に配置したバッテリーセルから、先に劣化していってしまうという問題が持ち上がります。

結局それを回避するために考え出されたのが、このバッテリーパックと本体の間にスペースを設けて、本体の熱がバッテリに伝わらないようにする形状。デザイナーの森澤氏も相当苦労したようですが、これでVAIO Xの持つ美しさを可能な限り損なわず、レーシングマシーンのディフューザーのようなイメージも出せて、「ノートPCの大容量バッテリーは無理矢理くっつけたみたいでかっこ悪い」という定説も覆せるしで、開発陣としては非常に満足しているとのことでした。

で、そのXバッテリですが、セルが4倍の数あるのですから、当然のごとくSバッテリーのぴったり4倍の容量を持っています。

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Sバッテリー VGP-BPS19 2050mAh

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Xバッテリー VGP-BPX19 8200mAh

ここで一つ面白いのが、Sバッテリーにはバッテリーパックを補強するために、金属棒が一本通してあるのに対し(VAIO Xのバッテリパックは、中央のタッチパッドとメモリーカードスロットの回路用スペースを挟んで、バッテリセルが左右に分かれて配置されているため、中央部は薄い空洞となっておりそこで折れる可能性がある)、

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Xバッテリーにはその補強が施されていません。

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これはXバッテリーだけは、厚くなっている部分で十分な強度が確保されているということなんでしょう。

また全バッテリー共通の意匠として、装着時にメモリースティックスロットが来る部分に「MAGIC GATE」ロゴの刻印がされています。

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本体側に刻印するスペースが無いならこういう策に出るとは、ほんと細かい部分まで丁寧に作られてるなぁと思いました。

ではVAIO Xに装着してみましょう。

まずは手前側から本体のアタッチメント部分に差し込んで、

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奥側に倒すようにして本体とXバッテリーを合体させます。

左右のLOCK機構は全バッテリー共通ですが、どうも成型の精度がそれほど高くないのか、LOCKのツメの部分がきっちりと嵌り込んでくれません。

しかたなく指でバッテリーを抑えて嵌るようにしながら、LOCKをかけることになります。

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続いて奥の本体とバッテリに隙間が出来て合体する部分には、本体を支える脚とネジが付いていて、

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VAIO X本体にそれ用のネジ穴が切ってあるので、

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Xバッテリーの左右のネジを回して固定します。

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これで本体とXバッテリーがガッチリくっつきました。

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サイドから見るとこんな感じ、

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VAIO Xの薄さの魅力は半減してしまいますが、それでもこの程度の厚さのノートPCが、わずか1Kgの質量で、20時間駆動するというのですから、かなりの安心感を持ってモバイルすることが出来るようになります。

しかもこの排熱用の隙間を作るために本体が斜めになるおかげで、

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キーボード面にも傾斜がついて、キーが打ちやすくなるという副次的な効果もあります(もちろんこの時のキーボードの傾斜角も徹底的に検証した上で決められている)。いやはやよく考えられてること。

なお外すときは、Xバッテリー中央にもリリースレバーがあって、

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裏側のロック用のツメとつながっているので、

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左右奥のネジを外す→左右中央のLOCKレバーを解除→Xバッテリー中央のリリースレバーを解除で外れるようになっています。

で、バッテリがどれぐらいもつか、とりあえず100%充電してWindowsモビリティセンターに出てくる、予想駆動時間を見ると、

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残り10時間45分。2時間12分のSバッテリーに比べて、

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4倍という容量差を超える、5倍近い時間差が出ています。といっても肝心なのは実使用時間、本当は今すぐにでもバッテリー耐久テストをしたいところですが、それはこの人にお任せしておきましょう(笑)。

いや、僕も今すぐにでも自転車にVAIO X-treme積んで、海外旅に出たいところなんですけどね、時間は無いし、お金は無いし…う~む。

 

以上Xバッテリーのレビューをお伝えしましたが、今までの大容量バッテリと違って、デザイン的にもよく考えられてますし、なんたって軽量バッテリーの4倍という巨大な容量なので、バッテリーの心配はほとんどいらなくなるしで、過酷なモバイルをやるユーザーには必携のオプション装備だと思います。

弱点は言うまでもなく充電に時間がかかること。容量も4倍なら当然充電時間も4倍かかります。充電し忘れには十分注意しましょう(笑)

次回はWiMAX篇をお送りする予定です。


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かつぽん

えー、あとから欲しいと思った人です。
受注開始は今か今かと待ち望んでいるんですけどねぇ・・・

バッテリー裏面の金属棒はなんの理由があるのかと思っていたら
そんな理由があったんですねぇ。。。
あの場にいながら聞き漏らしていたようです(^^;;;
by かつぽん (2009-10-30 13:53) 

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