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SonyEricsson Xperia X10 Review 初期設定篇 [Sony・MobileCommunication]

SonyEricsson Xperia X10i レビュー、第二回はとにもかくにも電源を入れて初期設定をしてみます。

海外の携帯電話を買ったとき、毎度のごとく問題となる「日本語対応」。

以前購入したW880iのような普通の携帯電話は、スマートフォンのようにフォントやIMEをユーザーがインストールしたり変更することが出来ないため、中国語フォントのついでに日本語も入っていることを期待したり、有志の開発者さんが公開してくれているJavaアプリの日本語IMEを使わざるを得ませんでした。

WindowsMobile機であるXPERIA X1だともうちょっとマシになって、元々入っているのが英語版のWindowsMobileであってもソフトウェア一個で日本語化でき、日本語入力もジャストシステムのATOKを使うことで、MENU類が日本語じゃ無いこと以外は、ほぼ日本語版を買ったのと同じレベルにすることが可能となりました(表向き非対応であるATOKを入れたことで、フリーズが増えますが…)。

では今回のXperia X10iはどうだったか、電源を入れて最初の画面表示を見た瞬間、僕は驚愕しました。

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なんといきなり日本語で表示がされてるじゃないですか!思わずインターネット自動設定をタップしてしまったのですが、どうやら日本のキャリア用のOTA自動設定は動かないらしく、残念ながら手動で設定することになりました(端末のSIMロック以前にこういうところがガラパゴスなんだよなぁ…これで海外並にメールとパケット定額のアクセスポイントが自動設定されたら、SIMフリー機を普通の人が買いやすくなるのに。)。

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実は以前とあるところで、買った直後のGoogle NexusOneの設定を手伝った時も、最初に立ち上げたときからいきなり日本語で出てきたので、一時は「もしかしてAndroidは差し込まれたSIMで国を判別して、自動的にその国の言語で立ち上がるようになってるのか!?」なんて妄想をふくらませたのですが、一度端末のフルリセットをかけて最初からやり直したら、まず言語選択を促されたことから考えて、

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どうやら香港の販売店の人が気を利かせて、配送前に一度動作確認をしたときに地域/言語設定を「日本語」に設定しておいてくれただけのようです(笑)。

ただこうしてiPhoneに続いて、Android陣営(の一部製品)が全世界共通ハードウェア&共通プラットフォームによってコストダウンを実現する手法をとったことは、今後は日本語が普通に使える海外メーカーの携帯電話が増加する可能性が高いことを示しており。「日本は日本、海外は海外」と分けて考えるのが無意味になる時代が迫ってきているのを、端的に象徴しているように感じます。

これで今まで言語毎にROMを変えていたWindowsMobileが、もしWindowsPhone7と共に全世界共通ROMになったら、一段と海外メーカーの存在感が高まるんだろうなぁ…

話が脱線してきたので、とにかくXperiaを起動してしまいましょう。

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これが何もいじってない段階での最初のホーム画面になります。

機能設定など全て日本語。SonyEricsson日本法人謹製IME「PoBox Touch」もちゃんと入っています。

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ただし起動直後の段階では入力方法にPoBoxが選択されてないので、キーボードがポップアップしたときに、設定メニューからキーボード種別を「PoBox Touch」にする必要があります。

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これで日本語も予測変換を使って打ちやすくなりました。

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そろそろ気づかれた方もいらっしゃるかと思いますが、この香港版に入ってる日本語フォント、W880iと同じく中国語用フォントとセットでついでに入っているものらしく、微妙に日本語っぽくない字体が混ざっています(上の画面だと「今」のフォントがいかにも中国語チック(笑))。

ま、当然の話ですが、普通に日本で使いたい人は、ちゃんと日本用のフォントが入っているSO-01Bを買われた方がいいということですね。

香港版に最初から入ってるアプリはこんな感じ。

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「mora touch」「ドコモマーケット」「羅針盤」といった日本用アプリが無く、逆に日本版では削除されている「Wisepilot(SonyEricsson製ナビアプリ)」「Facebook」といったアプリが入っています。

「PlayNow」はあるにはありますが、これは同じ名前でも日本版のPlayNowと海外版のPlayNowで、サービス内容が全く違っていて(日本のPlayNowはただの『ソニエリ公式サイト+α』みたいなものだが、海外のPlayNowはどちらかというと「iTunesStore」に近い存在)、このアプリは海外のPlayNowにつなごうとしてしまうため「貴方の国はサービス提供してません」と警告が出ます。

次に最初に自動設定出来なかったネットワーク設定を手動で設定していきます。

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「設定」→「ワイヤレス設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」とたどっていって、

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MENUキーを押して「新しいAPN」を選択します。

ここで自分が差し込んだSIM(その携帯電話キャリア)にあった、パケット通信のためのアクセスポイント情報(APN情報)を入力していきます。ここで日本のキャリアが設定情報を公開している、普通のPC用アクセスポイント設定情報を入れると、PCと同じ料金が請求されるので要注意(ソフトバンクだといわゆる青天井になる)。

もともとSIMをさした段階で通話とSMSは出来るようになっているので、アクセスポイント情報を入れればパケット通信も可能になって、ほとんど日本の携帯電話と遜色なくなります。

早速ブラウザを立ち上げてみると、

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480×854だけあって表示はかなり細かいですね。ページレンダリングが速いのはiPhoneよりも優れた点ですが、マルチタッチが使えないので、ページの拡大縮小がズームボタンの連続タップとなってしまい、ちょっとイライラしてしまう状況が多く感じました。

それにしてもなんだこの「り」のフォントは…(笑)

ちなみにXperia X10iのUserAgentは、

・Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 1.6; ja-jp; SonyEricssonX10i Build/R1FA014) AppleWebKit/528.5+ (KHTML, like Gecko) Version/3.1.2 Mobile Safari/525.20.1

一方のSO-01BのUserAgentは、

・Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 1.6; ja-jp; SonyEricssonSO-01B Build/R1EA018) AppleWebKit/528.5+ (KHTML, like Gecko) Version/3.1.2 Mobile Safari/525.20.1

となっており、微妙にビルド番号が違っているようです。 

続いて自分のGoogleアカウントを設定します。

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二階層目のメニューに入ると、それまでのSonyEricssonのブルーの配色からGoogleの黒+緑の配色に変わるため違和感バリバリ。ここらへんのUIデザインの統一感の無さ、美しさが損なわれてしまうのが、全てをApple一社で提供するiPhoneに比べ、二社に別れてしまうAndroidが不利な点ですね。

どうせならカーネルとかユーザーから見えないコアの部分だけAndroidで、UIは全面的にSonyEricssonが作ってしまえばいいのにと思わなくもありませんが、AndroidのカーネルってそりゃLinuxだろというツッコミが(笑)

で、Googleアカウントの設定が終われば、あとは勝手に全てのGoogleサービスが同期され、

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僕のGoogleカレンダーの予定もサクッと反映されました。こりゃGoogleサービスにどっぷり使ってるものとしては大変便利なのですが、そしてたぶんこの常時同期する機能が、Xperia X10のバッテリ消耗を激しくしている原因の一つでしょう(iPhoneもGoogleに限らず「情報をプッシュする」を選択すると、一気にバッテリの減りが早くなる)。ここらへんの設定を追い込んでいくのが今後必要ですね。

最後にAndroidマーケットを開けることを確認。

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アプリも何を入れるかゆっくり探すとしましょう。

 

以上Xperia X10レビュー初期設定篇をお送りしてきましたが、このX10は、今までの海外携帯電話と違って、日本語周りのハードルが大幅に下がっており、買ってきて、電源入れて、わずか数タップで日本語仕様の携帯電話に変身してしまうという、それだけでも「新しい時代がやってきたなぁ」と感じさせるに十分な製品になっています。

これからのSonyEricsson製品は、Androidに限らずSatioとかVivazのようなSymbian機も、このノリで作ってくれると有り難いんですけど、まぁさすがにそれはないでしょうね。

 

次回は最近何かと話題になっている日本のSIMフリー携帯電話問題も含め、SIMカード篇をお送りする予定です。


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Riever

SO-01B使いとしてはX10との些細な違いが結構目につきますね。
日本語フォントが一部中国語と流用というのが非常に残念ですが、まあこれは致し方ないところでしょうか。

そして次回のSIM篇が気になって仕方がありません(爆)
by Riever (2010-04-13 08:29) 

as

お店の人が親切に日本の設定にしていてくれたというのは、珍しく気が効いていますね(お店に失礼かな)。微妙に可愛い日本語フォントと漢字はご愛嬌ですね。これまで日本語化の行程を考えると、素晴らしい進歩ですね。次回も楽しみにしています!!
by as (2010-04-13 20:51) 

mamon

いつも楽しみに見ています。UK版が昨日届きました。HK版と同じくPobox内蔵でした。
by mamon (2010-04-14 23:39) 

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