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SonyEricsson Xperia X10 Review SIMカード篇 [Sony・MobileCommunication]

SonyEricsson Xperia X10i レビュー、今日はSIMカード篇をお送りします。

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先月総務省が突如として関係各所からヒアリングを行って以来、一般的な話題としても盛り上がっている『日本の携帯電話のSIMロック問題』ですが、中には「いいからiPhoneをドコモで使えるようにしろ」と問題を矮小化する人々もいて、どうにも議論が噛み合わない状態です(ていうか当の総務副大臣自身がただのソフトバンクいじめを目的としているとしか思えない発言してるし…)。

では日本の携帯電話業界の何が問題なのか。そこらへんの検証を含めて、実際に「SIMフリー」である香港版Xperia X10に各社のSIMをさして行きましょう。

以前XPERIA X1でも検証していますが、auはそもそもW-CDMA/HSPA方式でサービスをしていませんし、EMOBILEはW-CDMA/HSPAでサービスしていても、周波数が日本独特の“バンド9”でXperia X10iは対応していないため(Xperia X10iが対応している周波数はバンド1/4/8)、SIMを認識はしても電波を掴むことはありません。

device.jpg device2.jpg

このように画面上部ステータスバーの電波表示は「圏外」を示す×マークがつきます。

ですので、現状海外で売られているSIMフリーのW-CDMA/HSPA機を日本に持ってきても、結局選べるキャリアはドコモかソフトバンクの2社しかないということになります(当然香港で売られているSIMフリーのiPhoneもそうなる)。

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J-PHONEと表示されているのは僕が持っている旧Vodafone時代の赤色SIMをさした時、SoftBankと表示されているのはiPhone用の黒色SIMをさした時のもので、SIMフリー機から見ればどちらも同じ「ソフトバンクのSIM」なので、どちらでも動かすことが可能です(ステータスバーもちゃんと電波を掴んだ状態になってます)。

では、ドコモかソフトバンクのSIMをさしたらそれだけでXperiaがバリバリ使えるか、と言うとそうも行きません。

前回の初期設定篇でもお送りしたように、SIMをさすとまずはこのような画面が出てきて、その携帯電話会社のインターネット接続サービスとEメールサービスを使うのに必要な設定を、自動で行ってくれるはずなのですが、

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Xperia X10の自動設定機能は日本の電話会社には対応していないため、使えるようにするにはこの画面をスキップし、ユーザーが手動で設定を行わなくてはいけません。

なので、SIMをさしただけで何もしないまま使える機能は通話とSMSのみ、ブラウザを立ち上げたりしてインターネットにつなごうとしても、接続先が存在しないため、

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このような状態になります(これはドコモのSIMをさした後、何の設定もしないでブラウザを立ち上げたときの画面)。

というわけで、Xperia X10のインターネット接続を可能にするために、これも前回の初期設定篇でお送りした、その電話会社が用意している「アクセスポイント(APN)」の設定情報を、手動で入力していくことになります。

device7.jpg

(この段階ではXperiaにアクセスポイントが何も設定されてないので、どこにも接続出来ない状態になっている)

ところが、いざアクセスポイント(APN)を新たに設定しようとすると、これだけの設定項目が出てくるので、最初は面食らってしまうかと思いますが、

device9.jpg device10.jpg 

実際には、アクセスポイント(APN)と言ってもそれほど複雑なものではなく、必要な情報はわずかに3つ。

・APN
・ユーザー名
・パスワード

とにかくネット接続出来るようにするだけなら、これさえ入力すれば完了です。

そして日本の携帯電話業界が抱えている最大の問題点にして、最大のガラパゴス。それは端末にSIMロックをかけていることではなく、このアクセスポイント(APN)の設定情報を公開していないと言うところにあります。

これが海外ではアクセスポイント情報というのはユーザーに公開されているのが当たり前で、

Carrier APN Settings (modmyi.com)

APN Settings for iPhone 3G (The iPhone User Guide)

(上記2つのページはrocaz氏のBlogにて紹介されているもので、一見電話会社が公開しておらずユーザーが情報をかき集めたかのように見えますが、実際はこれらの情報は各社のWebサイトやSIMカードのパッケージに記述されていたりして、正式に公開されているものです。)

ユーザーは自分が手に入れた携帯電話に、これらを入力すれば、それが電話会社から買ったSIMロック機であろうと、メーカーから販売店を通じて買ったSIMフリー機であろうと、全く同じか、それほど差のない通信料金でネット接続を行えるようになっているのです。

一応正確に言うと、日本の各キャリアも全くアクセスポイント情報を公開していないわけではなく、

・ドコモ(mopera U-速度上限7.2Mbps/パケット料金上限13,650円)

APN:mopera.net
ユーザー名:ユーザーがmoperaUで取得したユーザーID
パスワード:ユーザーがmoperaUで取得したパスワード

・ドコモ(mopera U-速度上限128Kbps/パケット料金上限5,985円)

APN:mpr.ex-pkt.net
ユーザー名:ユーザーがmoperaUで取得したユーザーID
パスワード:ユーザーがmoperaUで取得したパスワード

・ソフトバンク(アクセスインターネット-速度上限7.2Mbps/パケット料金上限無し)

APN:softbank
ユーザー名:ai@softbank
パスワード:softbank

・日本通信(b-mobile SIM U300-速度上限300Kbps/パケット料金上限2,980円より)

APN: dm.jplat.net
ユーザー名:bmobile@U300
パスワード:bmobile

・イーモバイル(全契約共通-速度上限7.2Mbps/パケット上限4,980円より)

APN: emb.ne.jp
ユーザー名:em
パスワード:em

このようにPC接続用のアクセスポイント情報は公開されていたりします。

しかしドコモにせよソフトバンクにせよ、ユーザーが最も利用したいであろう「速度7.2Mbpsでパケット上限金額5,985円」になるアクセスポイント情報は、ドコモやソフトバンクが自社のブランドで売る、自社端末にブラックボックス状態で入れ込んでおり、外部には一切公開されていません。

なので僕のXperia X10iとドコモのSO-01B、中身はほとんど同じものなのに、ドコモブランド品を買ったユーザーは5,985円で使えて、ソニエリブランド品を調達してきた僕は3倍近い13,650円で使うか、128Kbpsに落として使うしかないのです。

これはSIMフリーのiPhoneでも同じことで、仮に総務省の命令でソフトバンク版のiPhoneがSIMロック解除してドコモで使えるようになっても、ドコモ側が(旧Bizホーダイ用の)アクセスポイント情報を公開しないかぎり、やっぱりユーザーは13,650円で使うか、128Kbpsに落として使うしかありません。

この現実を無視したままSIMフリーを推し進めて何の意味があるでしょう。

SIMフリーを義務づけてメーカーが自社で携帯電話端末を販売したところで、月のパケット代がキャリアブランド品の3倍近いのでは誰も使うわけがなく、「ほらユーザーはSIMフリー端末なんて求めてないやん」と、結局キャリアの端末支配が続くことになりかねないのです。

総務省が今強制すべきなのは「端末のSIMロック解除」=「SIMフリー」ではなく、キャリアが自社端末にしかネットワークを開放していない「ネットワークロックの解除」=「ネットワークフリー」を推進して、SIMロック/フリー、キャリア販売端末/メーカー販売端末を、差別ない料金で利用できるようにすることです。

今夜もジャーナリストや関係者(ソフトバンクの松本副社長や元ドコモの夏野氏)が集まって、SIMロック解除の是非を討論するようですが、SIMフリー賛成・反対かかわらず、この問題で端末SIMフリー化の話ばかりに終始して、ネットワークフリーの話に一切触れないような人は、問題の本質を理解していないただの野次馬か、ネットワークフリーの問題を隠蔽したい立場の人がポジショントークで語っているだけだと認定したほうが良いです。

 

それにしても、何故日本だけアクセスポイント情報が公開されていないのか、その理由は表向き、キャリアのコントロール下にない端末が入ってくるとどのような使われ方をするか分からず、そのユーザーが帯域を占有して他のユーザーに迷惑がかかるから、という「ユーザー保護」というのが大義名分になっているようですが、それは非常識な使い方をするユーザーの帯域制限を厳しくすれば、十分対策可能なはず。結局、もう一つ裏の理由として「端末で差別化出来ないと、電話会社同士ただの土管屋競争になって利益が出せなくなる。端末は自社のコントロール下に置いておきたい。」というのもあるのは間違いないでしょう。

要は「通信料金競争はしたくない」ということです。

パケット料金とか事実上の横並びになっているのに、総務省も公正取引委員会も何も言わないで、SIMロックなどと言う別のところで大騒ぎする、どうにもこの国の通信政策のお粗末さを感じます。

 

さて、ここまではインターネット接続のネットワークロック問題でしたが、ソフトバンクにはもう一つのネットワークロック問題があります。

それが「MMS(写真付メールや長文メール)」のネットワークロック問題。

先ほどのアクセスポイントの設定項目の中に、「MMSC」「MMSプロキシ」「MMSポート」「MCC」「MNC」といったものがありますが、これらはソフトバンクが提供しているMMSのメールサーバにアクセスするために必要な設定です。

これらの設定も海外では、SIMをさしたら自動で設定される(もしくはSMSで設定ファイルが自動送信されてきてそれを実行する)か、キャリア側が設定情報を公開してユーザーが手動で設定するのが常識ですが、これまた世界の常識は日本の非常識でソフトバンクはこれらの情報を一切公開していません。

なのでSIMをさしたら自動で動くSMSだと、iPhone⇔ソフトバンクSIMをさしたXperia X10の間でメールできますが、

IMG_0064.jpg device11.jpg

写真を添付したMMSになると、

IMG_0065.jpg

XperiaがソフトバンクのMMSサーバにアクセスできないため、メールが来たことまではわかっても…

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本文や写真を受け取ることが出来ません。

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続いて、VAIOからEメールとしてXperia X10に長文メールを送信してみますが、

WS000000.JPG

やはりMMS扱いになるので、先ほどのiPhoneからの写真付メールと一緒で、メールが来たことまではわかっても(メール到着通知はSMSで行われるため)、本文を読み出すことが出来ません。

device14.jpg

(しかしこのエラーメッセージ、件名と送信者名の配置が逆だと思うのだが、これってバグ?『テストさんからのメッセージ「○○○@akoustam.net」をダウンロードできませんでした。』って何だよ(笑))

ちなみにSMS扱いであればどんな長文でも受け取れるので、iPhone⇔ソフトバンクSIMをさしたXperia X10の間で長文メールをやり取りすることは可能です。実際、ちょうどソフトバンクから先月の料金通知がやってきましたが、お客様センター157からのSMSなので全文受信できています。

device6.jpg

なおこのソフトバンクのMMS設定情報、ネットでは色々と解析されて実はその設定値は判明しているのですが、サーバにアクセスは出来てもやはり読み出しが出来ません。これは設定情報を隠しているだけでなく、ソフトバンクがアクセスしてきた端末のUser Agentを読み取って、ソフトバンク端末でない場合は読み出せないようにしているから。

いやはや自社ブランド端末じゃないとパケット定額も、メールサーバへの接続も(標準規格に則ってる端末なのに!)拒否するとは、念の入ったネットワークロックだことで…よっぽど自社端末以外は使って欲しくないらしいです。

 

以上SIMカード篇をお送りしてきましたが、こうしてSIMフリー端末を手に入れるたびに、日本のガラパゴスの根源は、「端末のSIMロック」ではなく「ネットワークのアクセスロック」であることを強く感じます。

「SIMフリーになると端末が値上げになる」
「SIMフリーだと設定は全て手動でやらなくてはいけない」
「SIMフリーではパケット定額実現できない」
「SIMフリーになると盗難・密輸などの犯罪が激増する」
「SIMロックはガラパゴスの根源」
「海外ではSIMフリーが主流」
「SIMフリーにすればメーカーの国際競争力は上がる」

等々、今回の総務省のヒアリングに伴って、あらゆる流言蜚語が飛び交っているSIMフリー問題。でもSIMロック云々以前に、まず改善する必要があるのは「キャリアのネットワークアクセスロック解除」=「ネットワークフリー」だという事実を、ユーザー側が共有していかないと、問題の解決にはつながらないのではないかと思います。端末のSIMフリー化は、まずネットワークフリーやSMSのキャリア間相互接続化など、ネットワーク側の下地を整えてから、一番最後に実現させるべきものなのですから。

 

P.S. なにやらドコモ版のSO-01BはSIMカードがささっていないと、キーロック画面が表示されず、HOME画面に遷移できないので、全機能が使えないという仕様になっているそうで、Xperia X10ではどうなのか試してみました。

device19.jpg device20.jpg

え~と、普通にキーロック解除画面→HOME画面と立ち上がって、全機能が使えているんですが(笑)ドコモの指示なのか、ソニエリのポリシーなのか、なんでSO-01Bにだけそんな余計な制限つけたんでしょうね。

まぁフライトモードを活用すると抜けられるざるみたいな制限なんですけど。

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Riever

今話題になっているSIMフリー化は(事実上料金/速度の選択を迫られる点で)謎だと思っていましたが、料金と速度を紐づけるのはAPNからだったんですね。

SIMフリーかつ料金/速度が排他でないなら誰も"SO-01B"なんて買いませんからねえ(爆)
SIMロックの上に気持ち悪いロゴが入っている私のSO-01B、せめて見た目だけでもと"XPERIA X10"の裏蓋を手に入れようかなと考えてしまいます(^^;;
by Riever (2010-04-16 19:21) 

sakusan

こりゃ、だめだな・・・。
by sakusan (2010-04-16 23:30) 

Santa

ふむふむ、こうした声を大にしてもっといろいろな人に
知ってもらいたいですね。
by Santa (2010-04-17 06:47) 

as

SIMロックフリーの問題の裏側(本質?)にはこんな大きな問題が隠れていたんですね。相変わらず勉強になります。なるほど、なるほど。
by as (2010-04-17 16:51) 

工事中

こんにちは、前にX10のSIMフリー版について質問させていただいたものです。実はいまアメリカに住んでいて新しい携帯の購入にあたってこのXPERIA X10を購入することを決め先日届きました。僕が買ったのはBlackの方ですがおそらくakoustamさんが買った香港版と同じだと推測します。唯一違ったのはスタンドが黒だったということですww。前回のコメントの回答でいろいろ分かりましたのですがまだいくつかソフトバンクのプリペイドSIMについて質問があります。まずMMSはソフトバンク端末ではないので使えないといううことでしたよね?しかし通話とSMSは可能なんですよね?少なくともアメリカではSMSが主流なのでそれは問題ないのですが日本に帰ったときに日本在住の方とSMSでのやり取りは簡単なのですか?日本の携帯にはあまり詳しくないので回答の方をよろしくお願いします。
by 工事中 (2010-04-17 17:49) 

Herbert

あまり世間に知られていない情報のご紹介、たいへん参考になりました。
個人的には、自分の好きな端末を好きなキャリアーで限りなく低価格(願わくば無料)で自由に無制限に使えたら・・・と単純に妄想します。

しかし、携帯電話や通信サービスは営利目的の企業活動のなせる物であり、ユーザーは契約して対価を支払って利用する物ですから、提供各社が他社よりも優位性のある付加価値を自社権益の対象とするのは当然であり、そうしないと自社の存続意義がありません。キャリアーが制限している部分はキャリアーにとっておいしい商品であるはずです。自由競争の世界ですから、他社と差別化できる独自の部分、互換性の無い部分を敢えて用意するのは当然のことでしょう。通信も含め規格化共通化するには国が法制化でもしないと多分難しいし、そうすることによって見込まれるキャリアーの損失補填は料金とか税金で回収されることになるのでしょう。

したがって国内においてはユーザーは提供された選択範囲の中から選ぶのが現実です。今頃取りざたされている事は、ユーザーにとって選択範囲が限定されている、端末の互換性が制限されているところにあります。しかし、日本での携帯電話の普及には端末価格の一部を通信料にオンして回収することで初期負担を低くしてきた背景があり、キャリアーの企業体質もそれにならって形作られてきています。海外では通信料金は安いが端末はかなり高い、でもキャリアーと端末の縛りはありません。このギャップはこれまでの国内キャリアーの料金システムの変遷に見られたとおり、簡単には修正されそにもありません。

さて、この先どうなっていきますかね。ちなみにユーザーが求める利便性と現状支払っている対価が妥当なのかどうかはまた別の議論でしょうね。
by Herbert (2010-04-17 20:08) 

んー

僕もNokia7600が日本で紐なし販売した時に買って
当時の最高級性能の携帯電話だってのに
結局日本ではアクセスポイント非公開だからMMS使えない
謎ケータイにされましたっけ。
Docomoだとさらに縛り酷くてSMSすら使えないんで
Vodafone(現Softbank)契約でいまだにホワイトプランで維持してますが
by んー (2010-04-18 10:41) 

SIMフリーやられるとケータイサイトの課金ビジネスが死ぬ

ケータイの各種課金サービス(着うたとか、月額サイトとか、電子書籍とか、ケータイ課金システムとか)はクローズドなネットワークに、クローズドな仕様の端末でしかアクセスできないことを前提につくられていて、年間1兆円くらいの市場がある。スマホがいわゆる「ケータイ」のネットワークにアクセスできるようになると、端末情報の詐称をした端末が課金システムを攻撃したり、著作権コンテンツをぶっこ抜いてコピーされたりする恐れが高くなり、いまのように価値の高いコンテンツ&サービスがケータイ向けに作られなくなる。(ある意味クローズドだから資金と人手を投入しても元が取れる)そーすると、レコード会社とか、出版社とか、ケータイゲーム会社ではよりセキュリティーに金をかけなくてはならなくなって、元が取れなくなる。そして市場終了。

もうひとつ。あとは単純にネットワーク負荷の問題だよね。当然端末のスペックからして通信料が多くなるスマホのネットワークは、パケ代の高いプランで当然。

by SIMフリーやられるとケータイサイトの課金ビジネスが死ぬ (2010-04-19 01:50) 

ショウヘイ

目茶苦茶わかりやすいですね。

総務省のヒヤリングですが、総務相に限らずこの手のヒヤリングや補助金関係。
関係者と言われる人たちはどの業界でも。。。
俗に言われるコーディネイター、評論家、大手企業のお偉いさんしか選ばないと言うよりかは選べない高級官僚や政治家。
とんちんかんなことばかりです。
いつも思うのですが、この手のヒヤリングのお偉いさんは違う業界の人にやらすべきです。
しかも匿名でね。
名前ばかり有名な業界人はダメです。
そんでもって、細かい話はお偉いさんではなく現場の無名の人か一般の人。
どの業界も同じですね。
海外からの黒船でないと日本は変わらないのかな。
スティーブジョブスがペリーに見えてきました(笑)




by ショウヘイ (2010-04-19 10:49) 

ponta

>アクセスポイント情報は、ドコモやソフトバンクが自社のブランドで売る、自社端末にブラックボックス状態で入れ込んでおり、
>外部には一切公開されていません

「一切」公開されていない、なんてことはないですよ。
「わかりにくい」のと「公開されていない」のとは大違いです。
ものの10分もあれば見つかる情報を、なぜ記事を書く前に探さないのでしょう?
by ponta (2010-04-19 20:35) 

someday

MMSサーバの件でSBを揶揄する話がありますが、完全にすべてを自社ネットワーク内に取り込んで運用しているd社k社の方がもっと営利性が高くOPENではないと思いますよ。システム的にはSBの方がSIMフリーに一番対応しやすい状況(MMS使用)なのにd社やK社に対するOPEN性の問題点を述べてないのは中立的否な意見ではないと感じました。
by someday (2010-04-19 23:19) 

akoustam

>工事中さん
コメントありがとうございます。

>MMSはソフトバンク端末ではないので使えないといううことでしたよね?しかし通話とSMSは可能なんですよね?少なくともアメリカではSMSが主流なのでそれは問題ないのですが日本に帰ったときに日本在住の方とSMSでのやり取りは簡単なのですか?

とのことですが、まず通話とSMSは可能、MMSは不可能というのはこのエントリー本文で書きましたとおりです。

日本在住の携帯電話とSMSが出来るかというと、ソフトバンクユーザー同士のSMSは出来ます。が、日本の携帯電話業界は何故かSMSセンタが相互に接続していないため、ドコモやイーモバイルユーザーとのSMSは不可能です。

またプリペイドではない通常契約だと、海外とSMSをやりとりする「国際SMS」が可能ですが、ソフトバンクのプリペイド契約だと日本国内同士でのSMSしか出来ませんのでお気をつけ下さい。

http://mb.softbank.jp/mb/premobile/
by akoustam (2010-04-21 00:12) 

akoustam

>SIMフリーやられるとケータイサイトの課金ビジネスが死ぬさん
コメントありがとうございます。

おっしゃっていること半分はその通りですね。

iモード/EZweb/Y!ケータイといった日本独特の「ケータイWebサービス」は、まだテキストしか扱えず、端末の機能も低かった時代のルールや、サイト設計思想を前提にして構築されているサイトがあるため、今のままの状態でAndroid/WindowsMobile/iPhoneといった高機能なスマートフォンからアクセス出来るようにしてしまうと、ほぼ確実に崩壊するでしょう(セキュリティが信用ならないので、課金されるようなサイトは怖くて使えなくなる)。

ですので、僕も今あるiモード/EZweb/Y!ケータイのゲートウェイAPN情報を公開しろとは思っていません。ドコモで言うならSO-01BやPROシリーズといったドコモブランド端末と同じ料金体系で使える、SIMフリー用のAPNを別途作って設定情報を公開してくれというのが最終的な要望です。

ただ「SIMフリーやられるとケータイサイトの課金ビジネスが死ぬからSIMフリーをやるべきでない」とおっしゃるのであれば、それには賛成できません。

今のケータイWEBの課金ビジネスが日本のモバイル業界を引っ張ってきたことに異論はありません。その功績は素晴らしいと思います。

しかし時代が変わればシステムも変わっていくもの。そして「今あるものを守らなくてはいけないから、新しいルール運用は最初から許さない。」というのは、いくらなんでも市場原理に反しています。今までのケータイ課金ビジネスか、別の新しい課金ビジネスか、それを選ぶ権利は消費者側にあるべきです。

「CDが死ぬから音楽配信禁止」「紙の本が死ぬから電子書籍禁止」「テレビが死ぬから番組のネット配信禁止」

こんな主張おかしいでしょう?言い方は悪いですが、仮にSIMフリーにして死ぬようなビジネスモデルなら、所詮は消費者にとってその程度の存在価値しか無かったということです。

あと「セキュリティーに金をかけなくてはならなくなって、元が取れなくなる。」これはちょっと賛成できませんね。今でも各種ケータイサイトはPCサイトとは別のルールで作られているため(特にiモードサイトはまだ大半の機種がCookieが使えないため、セション管理をPCサイトや他のケータイサイトとは別の思想で構築しないといけない)十分余計な手間がかかっています。

SIMフリーにしたから、スマートフォンがメインになったからといって、大幅にサイト構築・管理費用が跳ね上がるとは思えません。

>単純にネットワーク負荷の問題だよね。当然端末のスペックからして通信料が多くなるスマホのネットワークは、パケ代の高いプランで当然。

これも全く賛成できません。接続する端末が和式ケータイだろうと、スマートフォンだろうと、PCだろうと、使う人は使うし、使わない人は使わない(少しでも安くしようとWi-Fiメインで使う人もいるでしょう)料金は最初から端末で区別するのではなく、そのユーザーがどれだけ使ったかで公平に負担する新しい料金体系の導入が必要だと考えます。
by akoustam (2010-04-21 00:40) 

akoustam

>pontaさん
コメントありがとうございます。

おそらくデータ定額プラン用に各ISPが用意しているAPN情報は公開されているとおっしゃりたいのだと思いますが、

http://www.nttdocomo.co.jp/service/data/foma/flat_rate/provider/index.html

この記事の主旨は、

「ドコモブランドのSIMロックSO-01Bと、ソニエリブランドのSIMフリーXperia X10、ほぼ同じモノなのに自社ブランド品は音声+5,985円で使えて、SIMフリー品は+13,650円になる、こういう現状を是正することなくSIMフリー導入の議論しても無駄じゃないの?」

ということです。それが伝わらなかったのは私の不徳の致すところですが、あくまでも「スマートフォン用のプラン」を前提にして話をしているということはご理解下さい。

あとこれは自分で確かめていないので触れていませんが、ドコモのデータ定額プランは、接続しているデータ通信端末の端末番号を読み取って、ドコモブランドじゃない端末の場合は、5,985円の定額が適用されないようになっているという話もあります。

それとも「ドコモやソフトバンクが」「公式に」「自社発売じゃないスマートフォンを」「自社発売品と同じ料金で使えることを保証した」スマートフォン用アクセスポイント情報がどこかに公開されていますでしょうか?

まさかその10分もあれば見つかるAPN情報というのは、「ググれば裏情報がいくらでも出てくるだろ」というわけではないですよね。僕はあくまでも普通の人が普通にSIMロック端末とSIMフリー端末を自由に選べる世界を目指してこの記事を書いてますので、裏情報とかを前提にする気はありません。ご了承下さい。
by akoustam (2010-04-21 01:02) 

akoustam

>somedayさん
コメントありがとうございます。

記事だけ読むと確かにソフトバンクを非難するような体裁になってますが、もともとauは方式・周波数的に海外の端末の使用が絶望的なので、僕の中では「ウィルコムと同列のキャリア」ですし、ドコモもことメールに関しては、iモードメールなどというお話にならない規格にしがみついてるので、両社とも“触れる気も起きない”というのが正直なところです。

要は「論外」なんです。

このAPN/MMS設定情報や、各社のメールシステムがバラバラで国際標準に則っていない問題は、3年前にSonyEricssonのW880iを買ったときから、何度も何度も問題提起してきたものですが、

http://itsa.blog.so-net.ne.jp/2007-05-08
http://itsa.blog.so-net.ne.jp/2007-05-12
http://itsa.blog.so-net.ne.jp/2008-11-16

3年経っても一歩たりとも状況が進展することなく、今回もネットワーク閉鎖性の問題はスルーされて、総務省もキャリアもメーカーもひたすら端末の問題を論じあってるので、まずは今すぐ手の付けられそうな部分から世の中に訴えていこうと思い、こういう記事の書き方となりました。somedayさんには是非ともご了承いただければと思います。
by akoustam (2010-04-21 01:24) 

cipher

先日、NOKIA E51を入手して以来、akoustamさんのおっしゃっていることが現実問題として可視化できました。
端末なんぞよりもネットワークロックこそ諸悪の根源で、それを端末の問題に矮小化しようとしている姿勢が問題と。
結局、PDC時代にメーカーブランド端末をコミッション付きのキャリアブランド端末で駆逐した事と同じ事ですもんねぇ。

しかし、このままパラダイス鎖国を続けてると結局廻り巡ってキャリア自身や端末ベンダー・CP等のその他のステークホルダーを緩慢なる死に至らしめ、ユーザーも不利益を被るだけだと思うのですが・・・
by cipher (2010-05-04 15:18) 

Sun

Xperia X10にSoftbankのSIMカードを差して使った場合、通話料金やSMSの通信費は変わらないのでしょうか?高くなってしまいますか?
教えて頂ければ、大変嬉しく思います。よろしくお願いします。
by Sun (2010-05-07 11:51) 

kojin

突然円安になったのでx10 miniなどを物色し始めたのですが、海外のこういう製品での修理ってどう考えておけばいいものなんでしょう?
by kojin (2010-05-07 12:57) 

kojin

うぉー、間違えた、円安じゃない、円高です・・・orz
117円/ユーロぐらいになっていて、リアルタイムでは112円ぐらいまで
落ちているタイミングもあるみたいですね。

ギリシャの経営破綻の問題がかなり効いてる様子。

by kojin (2010-05-07 13:44) 

さわやん

スマートフォン向けapnは mpr.bizho.net または mpr2.bizho.net
です。

http://start.mopera.net/contents/noauth/access/accessPda.html
http://smartphone.nttdocomo.co.jp/faq/detail/?KBN=W020016&mo=2-2

T-01AとかSC-01Bとかには普通に設定されているので全然ブラックボックスでは無いです。
(HT-03Aはちょっと違うみたいですが)
もっとも、わかったところでdocomoのスマートフォンでないと通信出来ないと思いますが。(5980円が適用されないのではなく、通信出来ない)
by さわやん (2010-05-12 12:31) 

さわやん

とか書いてたら、定額データで機種チェックが無くなってますね
2週間前は出来なかったのに
by さわやん (2010-05-14 02:27) 

たい

Xperia X10を海外にて購入し、SoftbankのSIMカードを差して、貴ブログの通り、
APN:softbank
ID:ai@softbank
PW:softbank
と設定したのですが、ネットに接続できません。
他に設定しなければいけない所があるのでしょうか?
何卒、教えていただけないでしょうか?
by たい (2010-05-28 23:53) 

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