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VAIO P-ZERO MarkII Review 開梱篇 [VAIO P-ZERO]

新VAIO P “Perfect ZERO MarkII” レビュー、今日は第一回恒例の開梱篇をお送りします。

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VAIO P (Sony)

VAIO P (SonyStyle)

今回のVAIO Pのオーダー構成はこうなりました。

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前回の初代VAIO type Pのときは、VAIO 505 EXTREMEに代わる『それ一つでメインのモバイルPCとして何にでも使わないといけない』マシンでもあったので、WindowsVista Businessや有線LANポート・VGAディスプレイ端子アダプターが必要だったのですが、今回はWindows7 ProにLANポート・VGAポート搭載のVAIO X-tremeという存在があるので、OSはHomePremiumを選択、LANアダプタも除外してWiMAX/WiFiのみで接続する「ピュアワイヤレスモバイルPC」となりました(ウォールマウントアダプターはVAIO T-ZERO 505用を流用)。

この構成だと前の590gより20g増の約610gになるはずですが、実際に秤で計測したら603g。それでも前回よりは増、Sバッテリー時でカタログ値670g(実測660g)のVAIO X-tremeよりは57g軽量という結果になっています。

というわけで「最軽量ワイヤレスモバイルのP-ZERO MarkII」「Xバッテリーと組み合わせて高機能長時間モバイルのX-treme」という使い分けが、今後の僕のモバイルPCスタイルとなりそうです。

箱のカタチは初代VAIO type Pとほぼ同じですが、Xとのフォームファクタの差は箱にも現れています。

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外箱デザインは、現行VAIO X以後採用されているサステナブルパッケージのコンセプト通り、シンプルなデザイン変わっていますが、アンバランスなMcAfeeのシールだけは外せなかったようで、

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う~ん、なんだかなぁ…

手前から上に開く蓋を開けると、保証書の位置まで初代と同じでした。

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初代の挨拶文はVAIO事業本部長である石田佳久氏だったのですが、石田氏がVAIOからBRAVIAのトップに異動されてからは、ソニースタイルジャパン社長の畑井尚也氏に変わっています。今のVAIO事業のトップである鈴木国正氏はこういうの好きじゃないのかなぁ(石田氏はこういうノリが好きだったそうです(笑)。また畑井氏はイベントで実際にお会いしたことがあるのですが、良い意味で社長っぽくない気さくな方でした。)

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箱の中身は3段重ねになっていて、まずは一番上の中箱を取り出します。

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中箱の中身はマニュアルと宣伝パンフ。

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初代VAIO type Pに比べかなり簡素化され、逆にWiMAXを内蔵したのでその案内が増えました。

真ん中は、本体を載せたパルプモールドの緩衝材。

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Vista時代にあった「セットアップ画面が表示されるまで5分~15分程度かかります」という無粋な注意書きは無くなりました。

最下段に付属品類。

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今回はLANアダプタもウォールマウントアダプタもオーダーしておらず、バッテリは装着済みで出荷されているので、ACアダプタとスティックポインターの予備、安っぽいストラップだけになっています。

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ACアダプタは初代と同じモノ、ということはVAIO Xとは違うモノと言うことになります(笑)

スティックポインターの予備は、前回デコボコタイプとケバケバタイプの二種類が同梱されていましたが、どうもケバケバタイプを使う人が少なかったからか、今回はデコボコタイプのみ入っています。

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ケバケバタイプはVAIO 505 EXTREMEの時は標準でついていて、長年使うと表面が削れてつるつるになってしまっていたので、長時間の使用に向かないと判断されたのかもしれません。

 

では、本体のレビューです。

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初代はコストの問題もあって、本体のカラーにかかわらずバッテリが黒かシルバーの二種類しか設定されていなかったのですが、今回はSサイズバッテリーが完全に本体と同色になりました。

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VAIO OWNER MADE専用色を含めると、黒・白・緑・桃・橙の5色もあるのですから、よくそこまでコストかけたなぁと感心してしまいます。

バッテリのカタチは容量増を目指して5mmほど奥行きが広がったので、初代とは互換性がありません。

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その結果、2100mAh/15.54Wh→2500mAh/18.5Whと19%の容量増となっており、公称バッテリ持続時間はJEITA値で5~6時間と、4~4.5時間の初代より長時間運用しやすいようになっています。

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VAIO XのSバッテリーと並べると、これまた二機種の性格の違いが現れていて面白かったり。

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ちなみにVAIO XのSバッテリーは2050mAhです。

およそ無粋なシリアルナンバーやWindowsのライセンスシールが、バッテリ室の中に収まっているのはPの良い所。

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VAIOノート全機種このやり方を採用して欲しいなぁ、VAIO XのWindowsライセンスシールを剥がす作業は大変だったから…

バッテリの接続端子が何故かメイン基板から離れた位置にあるのも、Pシリーズの伝統ですね。

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3G-WWANオーダー時のFOMA/b-mobile SIMカード差し込み口には、ダミーカードのようなものがはめ込まれていました。

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放熱板を兼ねるマグネシウム合金シャーシの間を、ディスプレイ側にあるアンテナにつながる多数のケーブルが走っているのは毎度の事ですが、今回はモバイルグリップスタイル時のタッチパッド分も増えたので、さらにケーブルだらけになっています。

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この精緻な組み立てが出来る生産技術こそ長野TECの強み。MADE IN JAPANの面目躍如です。

本体の間に挟まっている保護用ミラマットには、熱に関する注意事項が貼ってありました。

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もともとVAIO Pは、初代から放熱ファンを持たないファンレス方式が採用されているわけですが(僕が“Perfect ZERO”と呼ぶ理由)、今回の二代目はエアフロー(空気の流れ)で放熱するために本体左サイドに設けられていた排気スリットも無くなりました。ボディ全体を放熱板代わりにするのがメインの排熱手段となったわけです。

ディスプレイを開くとこういうデザイン。

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キーボードの上部がディスプレイ部と同じ黒色になっているのは、こうすることで目の錯覚でより小型に見えるという効果を狙ってのことだそうです。

キーボードのサイズはほぼ初代と同じですが、

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初代に比べるとほんの少し全体のレイアウトが右に寄せられ、「1」キーの左側を開けることで、「ESC」と「F1」の間という変則配置になっていた「半角/全角(英字キーボードだとチルダ)」キーが、「1」キーの左隣という通常の位置に戻ってきました。

VAIO Xと並べると、この二台の違いが一番分かりやすくなります。

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これだけのサイズ差があるならば、VAIO Pはもう少し軽く出来そうなものですが、やはり「Sバッテリでも実用的な持続時間」という部分が60gという僅差につながってるのかなと思います。

天板のSONYロゴ・キーボード左下のVAIOロゴ、共にプリント式になりました(初代はVAIOロゴがエンボス)。

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二代目VAIO Pは初代と違って「もっとアクティブに使って貰おう」と、傷が目立ちにくいマット塗装に変更されましたが、それでも高級感を失わないように凝った塗料で塗られているせいか、意外と指紋がついてしまうのは驚きました。結局、VAIO Xと同じく毎日拭き拭きしないといけない状況なのは変わらなそうです(苦笑)

バッテリと違ってスティックポインタはグレー一色のみ、先代は色々と問題が多い設計になっていたので、今度こそ安心して使えるデバイスであって欲しいところ。

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またこれも色々と論議をよんだ「インスタントモード」も予想通り一回こっきりで無くなったので、「ウィンドウ整列ボタン」と「インスタントモードボタン」は、「アシストボタン」「解像度切り替えボタン」「WEBボタン」になりました。

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インジケータはWIRELESSインジケータもキーボード右手前にやってきたので、四つ並ぶことになります。

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電源はレバー式からボタン式になり、キーボード上の黒色パーツのエリアに場所が移りました。

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NumLockインジケータの左隣にある白い丸は照度センサー。これで液晶の輝度を細かくコントロールしてバッテリ持続時間を稼ぐ作戦です。贅沢を言えばキーボードバックライトもつけて、このセンサーで輝度コントロールして欲しかったかなぁ。

復活したモバイルグリップスタイル用にディスプレイ部右下に静電タッチパッド、左下にクリックボタンが設けられました。

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実はこの二つがついたことで二代目VAIO Pのディスプレイ部は、初代VAIO type Pより1mm厚くなっています。しかし全体の厚さを変えたくなかった開発陣は、ディスプレイ部が1mm厚くなった分、キーボード部側を1mm薄くするというサイズへの執念をみせてくれました。

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(写真はみんぽすのVAIO P開発じゃセミナーにて撮影したものです)

本体右サイドにUSBポートとディスプレイ/LANアダプタポート、

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左サイドに電源端子、USBポート、ヘッドフォン端子、WIRELESSスイッチ、

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この両サイドが二代目VAIO Pの「巻く」デザインを体現していますね(一部では「ロールケーキデザイン」とも(笑))。

ディスプレイ部の角が丸くなっていて、閉じた状態だとキーボード部が飛び出した格好になるのも、「巻いた」感を出して、かつ薄くなったように見える効果を意図してのことだそうです。

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メモリーカードスロットは残念ながらまたもダミーカード式。シャッター式にしてくれれば良かったのに…

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以上、VAIO P-ZERO MarkIIこと二代目VAIO Pを見てきましたが、同じ基本構成でも「エレガント」なデザインとカラーリングだった初代と180度違い、二代目は「アクティブ」が前面に押し出されたデザインとカラーリングに変わっていました。

そのビビッドなカラーと女性のクラッチバックにも収まる小型なサイズによって、「PCは仕事道具」というイメージを覆し、「これを持つと何か楽しいことが待っている」というワクワク感の演出が見事になされているのですが、だからといってPCとしての基本は疎かにされておらず、キーボードの打鍵感や処理能力の高速化も行われているのですから、手抜き一切無しのVAIOチームらしい逸品に仕上がったと思います。

こういうPCこそガンガン売れて欲しいなぁ。

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次回はセットアップ&WiMAX乗換作業篇をお送りする予定です。


タグ:SONY VAIO vaio p
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コメント 4

Virgo

カジュアルっぽく見えるのに、実は使える。
もう少し突き詰めれば羊の皮を被った狼モデルになるんですけどね。

会社で使うと目立ち過ぎそうですけど、使って世間にアピールしませんとね、お互いに。
by Virgo (2010-08-01 02:13) 

蔵三

>ACアダプタは初代と同じモノ

(多分 akoustam さんはご承知の上でしょうが)厳密に言うと…

今回は『VGP-AC10V6』
http://www1.jp.sonystyle.com/Qnavi/Product/VGP-AC10V6/

先代は『VGP-AC10V2』
http://www1.jp.sonystyle.com/Qnavi/Product/VGP-AC10V2/

…イルミネーションランプの位置が違うだけのようなので
何故今回わざわざ変えたのか不明なのですが…(笑)
(個人的には『VGP-AC10V2』の方が好きなので変えて欲しくなかった)

『対応商品』からは外されているけれど、
実際は使っても支障ないようですので、せめて選択させて欲しかったなぁ。
by 蔵三 (2010-08-01 09:05) 

Akihito(・。・)

初代Pと同様に、日本製なんですね。
こういう裏面まで美しいPCって、なかなかありませんね
by Akihito(・。・) (2010-08-01 13:23) 

as

確かにこれくらいの大きさと重さなら、バッグにも入りますし、持ち運びが億劫ではなくなりますよね。軽量さを求めて、機能が減るということも無いですし、カラーも豊富。使いやすさも良いようですし、とても魅力的なアイテムですね。
by as (2010-08-01 13:30) 

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