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Sony Reader Pocket Edition PRS-350 Review 開梱篇 [Sony・Reader]

あの伝説となったe-bookリーダー「LIBRIe」の発売から6年半、ついにSonyの電子書籍端末が日本に帰ってきました。

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電子書籍リーダー “Reader” (Sony.jp)

電子書籍リーダー “Reader” (SonyStore)

前回のLIBRIeは、TimeBookTownというレンタル式の電子書籍ストアで手に入れた電子書籍を読むだけと、非常に割り切った機械でしたが、何せ世の中には「積ん読(買ったけど様々な理由から読まずに放置されている本)」という文化もあるぐらいで、手に入れてから時間がたつと読めなくなるような方式では、到底受け入れられることはなく、あろうことか端末がテキスト形式やPDF形式のファイルを読む機能さえ持っていなかったため、他に使い途も見あたらず、日本では後継機種も出ることなく消えていきました。

しかし日本とは異なる出版文化を持つアメリカでは、日本のLIBRIe発売から2年半遅れで「Sony Reader」という別の製品が投入され、買い切り制の電子書籍ストアやテキスト・PDF・Wordファイルを読める機能もあって、AmazonのKindleと並ぶ電子書籍端末の一勢力として、一定の地位を築くことに成功しました。

その間日本では「携帯電話で読む電子コミック」という独特のカタチで電子書籍市場が拡大し、Readerのような専用端末が入り込む余地があるのか懐疑的な見方もありましが、出版不況による危機感も手伝ってか、この2010年末ついに世界で14番目のReader投入国として、日本にもこいつがやってくることになったのです。

で、今回はより小さく軽い5型の“Pocket Edition”PRS-350を購入したわけですが、我が家に届いたSonyStoreの配送箱を開けると、予想以上に小さな個装箱が出てきました。

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このようにその大きさはハードカバー一冊分ほどの大きさ、この中に本を読むための大きさを持った電子機器が入っているとは、ちょっと思えないサイズです。

(右側の本はCoCoonやWalkman Aの開発リーダーで、僕にとってはこのBlogを立ち上げるきっかけともなった人、元Sony/元Googleの辻野晃一郎氏の著書グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた です。Sonyファンにはちょっと辛い話も出てきますが、オススメの本です。でもこういう上のリンクがSony Reader StoreではなくAmazonに張らざるを得ない段階で、電子書籍はまだまだだな…という事の証明になってしまってますね。)

箱の左サイドにはReader本体の左側面の姿、

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右サイドにはReader本体の右の姿が写真で載っているなど、なかなか凝ったデザインの個装箱となっています。

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裏面には各種説明が載っているのですが、日本語入力システムにはオムロンのiWnnを採用しているというようなことが書いてあります。

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箱は横開き式。

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フタを開けるといきなり本体なのは、最近の携帯電話のようなノリですね。

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本体の下には各種紙類。

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クイックマニュアルやアクセサリカタログ、注意事項、保証書などが入っています。

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基本的にこの手の電子ペーパー採用の電子書籍端末では、年齢の高い層がメインターゲットとなるからか、クイックマニュアルは字も大きく、かなりリテラシの低い人を意識した作りになっています。

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注意事項は充電とリセットに関する部分と、

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純正カバーのフタに当たる部分を留めるために、磁石が本体に仕込まれていますよということが書いてあります。

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本体と紙類を載せていた中蓋部分を開けると、

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下からPCと接続するためのUSBケーブルが出てきます。

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逆に言うと付属品はわずかにこれだけしかありません。とにかくあらゆる事が「シンプル」に構成されています。

ではReader本体を見ていきましょう。

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今回購入したのはブルー。と言ってもメインとなる金属筐体部分は、ブルーと言うより紺色といった感じの色です。

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画面サイズは5インチ(12.7センチ)ですから、スマートフォンよりは確実に大きくなります。iPhone4と比べるとこの通り、

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しかし本物の紙の文庫本と比べると、PRS-350のほうが一回り小さくなります。

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これで本体の厚さは8.5mm(最厚部9.2mm)なのですから、完全に薄手の文庫本以下のスリーサイズです。

実機質量を計ってもわずか152g。

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大きさの比較に出した220ページほどの薄い文庫本、塩野七生著「ローマ人の物語5 ハンニバル戦記[下]」の質量が120.5g、冒頭に出したハードカバーである辻野さんの本に至っては385gにもなるのですから、この152gの中に、2GBのフラッシュメモリーと10,000ページをめくり続けるだけのバッテリを持ち、通常の書籍なら約1400冊分を入れて持ち運べるというだけで、本好きには非常に価値の高い製品なのではないでしょうか(実際我が家には1Kgを超えるハードカバー本が何冊もあり、家の中で読むのすら一苦労)。

ボディの大部分はアルミ製、

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表面は梨地加工と左側面だけヘアライン加工を組み合わせるという、贅沢な手法がとられていて、非常に高い高級感をもっていますが、裏面は手が滑りにくいようにラバー加工が施されてるあたり、SonyEricssonのW880iを彷彿とさせます。

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日本では発売されていない前世代のPRS-505などは、継ぎ目を持たないアルミ押し出し材でボディが出来ていましたが(アルミを押し出して筒状にボディ全体を作り、電子基板や部品を入れ込んだ後、上下からフタをして出来上がる)、今回は表面・裏面二つのパーツをつなぎ合わせる組み立て方になっているので、残念ながらボディ裏面には継ぎ目やビスが見えてしまったりします。

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とは言っても裏面に至るまでここまでデザインされているのは、Sonyならでは、

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ユーザーが使っているとき、周囲の人々にはこの裏面が見えているのですから、周りの人に「あの人が持ってる機械かっこいいな、自分も欲しいな」と思わせるためにも、こういう所は手を抜いてはいけませんね。

左側面以外のボディサイドを囲っているモールは、少し明るめの青色に塗装された樹脂製。

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底面にはRESETピン用の穴と、充電・PC接続兼用のmicroUSBコネクタ、

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上面にはスライド式の電源レバーがあります。

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右側面にはスタイラス。

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結構スペースに余裕があるからか、意外と長めの持ちやすいスタイラスになっていました。

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スタイラスがあるということは、タッチパネルはNintendo DS等と同じ感圧式(抵抗膜式)?と思われるかもしれませんが、Readerのタッチパネルは画面の隅に赤外線センサーを配した光学式。このおかげで、電子ペーパーの画面表面にタッチパネルセンサーの膜を貼り付ける必要が無く、画面の見やすさを一切損なわないまま精度の高いタッチパネル操作が可能となっています。

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上の写真まるで紙みたいでしょ?この表示品質には僕も。某所でReaderのデモを見たとき、思わず「おいおいこれは画面の部分に紙貼り付けた模型じゃないか、こういう時は本物展示しようよ。」と勘違いするほどでした(汗)

画面の下には左右ページ送り・ホーム・ズーム・オプションという5つのハードキーがあり、

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タッチ動作でなくてもページがめくれるようになっています。

さらに設定画面などで、オプションキーを押すとこんなメニューが出てきて、

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画面表示を横向きに変えたりすることも出来ます。

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最初から入ってるのはサンプル書籍と、このReaderの取扱説明書。

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こういう場合、説明書を読むことそのものがReaderの使い方のレクチュアになるので、機械操作が苦手な方にも良さそうですね。

その他いくつかサンプル本が入っていて、文字のフォントの様子なんかも確かめられるのですが、

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何もこれをサンプルに入れなくてもねぇ…(笑)

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というわけで今日はとりあえず箱を開けたところで終了です。次回は基本的な使い方をレビューしてみようと思います。


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コメント 2

as

こんにちは!!電子書籍の年に相応しく、最後にsonyの端末がきましたね(SHARPからはガラパゴスがでましたね)。私は超アナログ人間のため、紙の本の方がしっくりくるんですが、こうやってどんどん新しいものが開発されると、本の世界も広がります。電子書籍で絶版になった本や世界の裏側にある貴重な文献が簡単に読めるようになったりと、可能性を秘めているので、これからが楽しみです!
by as (2010-12-10 20:47) 

通りすがり

PRS-650の銀を購入しましたが、銀は失敗でした。電車でふいに日光が差し込んで来た時など、額縁の反射が強くて読書デバイス失格です。黒にしておけば良かったと後悔しきり。
あと了解済みでしたが、ストアの品揃えの貧弱さはいかんともしがたく…。ソニーの今後の頑張りに期待です。
by 通りすがり (2011-03-15 17:30) 

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