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CES2012 [Sony・全般]

日本で開かれるイベントではないのに、もうすっかり新年の恒例行事として、日本のデジタルガジェット好きにも浸透してきましたね。北米最大の家電ショーInternational CES 2012が今年も開幕です。

CES 2012 VIRTUAL PRESS KIT (sony.com)

今年の目玉は実際に発売される製品ではなく、研究開発中の試作品。

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55インチの画面に、フルHD(1920×1080)×RGB3色=約600万個の発光ダイオード(LED)をぎっしりと並べた「発光ダイオードディスプレイ」、“Crystal LED Display”です。

液晶の次に来るディスプレイデバイスとして大いに期待されながら、2007年11月のXEL-1発売以来、大型化や本格展開がなかなか進まず、業務・放送局用のマスターモニターや、一眼レフカメラのEVF、ヘッドマウントディスプレイ、PlayStation Vitaなど、民生用テレビとは違う製品への採用が進む有機ELですが、今回は民生用大型テレビ向け自発光ディスプレイデバイスとして、突如として「発光ダイオード」が登場したわけです(何か開発中であるのは2年前ぐらいに明かされていましたけどね)。

発光ダイオードによる表示装置といえば、駅や列車の案内表示などで実用化はかなり以前から進んでいるわけですが、微細化や排熱の問題(LEDは熱に弱い)でとてもテレビレベルのデバイスにはなれないと思っていました。

しかし今回Sonyはその問題を克服、これが実用化されれば液晶にはない、自発光デバイスならではの、

・完璧な黒表示と高いコントラスト
・視野角約180度
・低消費電力
・明るさと高い色域の実現

といった特長を持ったテレビが実現します。

薄型化には強いが大型化が遅々として進まない有機ELとちがって、LEDディスプレイは大型化に向いており、今後は30インチクラス以下の小型テレビや、ヘッドマウントディスプレイや曲がるディスプレイのような特殊デバイスは有機EL、大型テレビはLEDという住み分けがSonyのディスプレイデバイス戦略となりそうです。

液晶テレビの値崩れがここまで激しい中で、「液晶の次のテレビデバイス」がどこまで訴求出来るか、市場が作れるかは不透明な部分がありますが、高画質な大型テレビが欲しい僕としては有機ELと並ぶ期待のデバイスとして、発売を待ちたいところです。

 

そして今回のSonyでもう一つの目玉がスマートフォン。

Sony Ericsson Mobile CommunicationsがSony Mobile Communicationsに社名変更されることが正式に発表され、昨年のXperia arcに続いて北米市場を意識したXperiaが、MWCを待たずにここCESで登場することになりました。

Introducing four new Xperia smartphones at CES 2012 (英文プレスリリース)

CESで発表されたXperiaは二つ、北米第二位オペレータであるAT&TのLTEサービスに対応した「Xperia ION(エクスペリア・アイオン)」

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Xperia ion revealed – first LTE smartphone from Sony available exclusively from AT&T (英文プレスリリース)

Xperia ION (米SonyEricsson) 

LTE非搭載でスタンダードな3G機ですが、2010/2011にSonyEricssonのデザインキーワードだった「Human Curvature」に変わる、2012の新デザインキーワード「Iconic Identity」を採用したXperia NXTシリーズ初号機として、本体下部に透明パーツ“Floating Prism”が配された「`Xperia S」

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Introducing Xperia S – the first Sony smartphone (英文プレスリリース)

Xperia S (英SonyEricsson) 

両機種ともディスプレイは720×1280というHDディスプレイ(IONは4.55インチ/Sは4.3インチ)を採用し、CPUもデュアルコアのMSM8260(1.5GHz)、RAMも1GB、カメラは1210万画素CMOSと、2012年のスマートフォンとして他社と遜色ないスペックを持った端末になっています。

発売時点でのOSはAndroid 2.3.7。Android 4.0へのアップデートは第2四半期に行われる予定。また、内蔵ストレージはプレスリリースを見る限り、IONが16GB、Sが32GBとなっているので、ようやく大容量ストレージの必要性が認識されたようです。

なお、北米向けの両機種はSonyロゴ採用第一号になり、IONには珍しくAT&Tロゴがついています。

これでAT&TのロゴがないSIMフリー版のIONが発売になったら、日本に輸入してdocomoのXi網で使ってみたいところですが、残念ながらAT&T向けIONが搭載しているLTEは、現時点でのXiとは違う「BAND4」と「BAND17」という周波数帯となっており、SIMフリー版もこのままだとXi(BAND1)で使うのは絶望的となっています。

日本での発売はXperia SがXperia NXという名前でdocomoから、日本専用品としてXperia acro HDという機種もdocomoから(来週月曜にau版も発表予定)発売の予定です。

なぜか日本向けはSonyEricssonロゴが残って発売されるそうで、これが最後のSonyEricssonロゴ機になるかもしれませんので、ファンは買っておかないといけないかもしれません(笑)

 

CESの発表会では他にPS Vitaの北米での発売や、SonyTablet/Walkman Z/HMZ-T1など日本では発売済みの製品の発表に終始していて、逆にステージには映画MIB3のプロモを兼ねてウィル・スミスが登場するなど、「AV機器ハードよりもサービス・コンテンツ」といった趣向になっており、近年のCESでのSonyとは一風違うノリが垣間見えました。

携帯電話のイベントといえばヨーロッパで開かれるMWCが最重要でしたが、スマートフォンの隆盛でシリコンバレーがトレンドの中心となってきており、将来的にはCESのほうが重要な携帯電話の発表イベントになるのかもしれません。

そんな中で新しいBRAVIAや、

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防水/無線LAN搭載Bloggie、

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新しいHandycam/Cyber-shotなども発表されています。

 

以上CES2012の概要を追って来ましたが、テレビからスマートフォン・タブレットに家電の主役が移る過渡期を感じるようなSonyの発表会でした。

それでもやっぱりCrystal LED Displayには期待したいところ。有機EL大型化に目処が立たない以上、うちのBRAVIA X2500の後継はこのCrystal LED Display機を狙うことになりそうです。

XperiaはMWCでもうちょっと他の機種が出てこないとなんとも…個人的にAndroidに対する信頼度も落ちてますし。NOKIAのWindowsPhoneのほうが(ぉ

 

 


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