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ハイヴァン峠 [ベトナム縦断自転車旅行記]

ホーチミンをスタートして自転車走行10日目。このルート最大の難所がやってきました。

まずは朝の8時にホイアンのHOP YEN HOTELをスタート。

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20Kmほど走ると、ベトナム中部最大の都市ダナンに入っていきます。

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ここはビルも建ち、バイク洪水などベトナムの都市らしい風景が待っています。そんな中を慎重に通り抜け、2時間ほど走ったところで、今日のメインイベント、ハイヴァン峠の入り口にたどり着きます。

ここで本格的に朝食を補給。いつものベトナムサンドイッチですが、店のお姉さん卵も焼いて出してくれました。

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これで体力の準備も完了。お店の人なつっこい子供達のお見送りを受けて峠越えに出発です。

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あの山の向こう側に行くのだな…

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まずは海沿いに走って徐々に高度を上げていきます。右側には先ほど通ってきたダナンの風景が、

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100mほど高度をとったところで、右前方に峠が見えてきました。雲が低く抜けている凹んだところが峠のようです。

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さらに高度を上げていくと視界の下には、綺麗な砂浜が見えてきます。

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ここらへんから日射しが強くなり、気温が上昇して体力を奪っていきます。汗がとめどなく流れる状態に。

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しかし自分の目の前には雲が迫っているという不思議な状態。

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あのつづら折りを進むのか。まだまだ先はあるなぁ。

さらに走ってつづら折りの場所に着くと、ダナン方面が一望出来る景色が広がります。

パノラマ画像(PetaMap)

そして入り口から走ること50分、標高496mのベトナム国道1A号線最高地点。ハイヴァン峠に到着です。

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実際登ってしまえば意外とあっさりしたもので、これなら箱根や知床峠の方がきつい感じ。ツール・ド・フランスで言えば「カテゴリー2級峠」といったところでしょうか(笑)

このハイヴァン峠は昔から重要な軍事拠点のようで、峠には古い古い砦があって、

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南部仏印進駐時の日本軍。第一次インドシナ戦争でのフランス軍。ベトナム戦争のサイゴン政府軍もここを使っていたそうです。

今はすっかり観光地化されて、峠の茶屋と客引きのおばちゃんに支配されていますが(笑)

この場所は気候・地理的なベトナムを南北に分ける分水嶺になっていて、確かに北のフエ側から吹いている強い北風が。この山脈にぶつかることで上昇気流を生じさせ、峠は雲と霧に覆われた状態になっています。

この風が南のダナン側に抜けると下降気流に変化して、雲はどんどん消えて行き、ダナン側は綺麗な晴れになっています。

なのでこの先の道は、視界の悪い雲に覆われています。

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気温も下がっていたので、ここでTシャツ1枚からシェルを着込んで、一気に下りを下っていきます。

高度を200mほど下げると雲を抜け、フエ側の風景が見えてきました。

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いやぁ、確かに崖から落ちたらまずいけどさ(実際よく落ちてたらしい)、この道路標識だとまるでずっこけたようにしか(笑) 

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駆け下った先の天気は曇り。

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このハイヴァン峠、以前は1A号線最大の難所として知られていましたが、7年前に日本のODAもあって、長さ6Kmという東南アジア最長のトンネルが完成。今はそちらのバイパスに大半の車が行ってしまうので、峠越えの道は峠そのものを見に行くための観光バスと、一部の車しか走らなくなってしまいました。

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おかげで自転車で走るのは非常に快適。そんなにレベルの高い峠でもないし、海外自転車旅行の一つのプラクティスとして最適なルートかもしれません。

そして北側に入ったことで、気候・地理だけでなく、風景や経済的な状況も微妙に変化しました。

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ぶっちゃけていうと、北側のほうが南側より貧乏に感じます。スラムっぽいバラック建物の割合が増え、人々の服装などもちょっとみすぼらしくなります。なんかローマ以北とローマ以南でまるで変わるイタリアを見ているよう。

それでもフエは古都であるとともに大きな都市ですから、近づくとバイクの量も増加して都会っぽくなってきます。

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フエに入る直前、立体交差道路で見かけた電光掲示看板。

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なんかのお祭りの宣伝のようですが、マルクス・レーニンってああた(笑)ほんとソビエト好きよね、この国。

ということで133Km走って古都フエに到着です。

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ホテルは日本人旅行者には定番中の定番、ビンジュオンホテル1にしました。

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ここはいわゆる日本人宿で、スタッフさんにも日本語を話せる人が何人もいて、フロントには旅行者がマッシュアップで書き上げ、情報更新を続けている「日本語フエ食べ歩きマップ」 も掲示されているなど、日本人には便利なことこの上ない宿です。

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部屋は12$とちょっと高い部屋にしました。何故かパソコン備え付け(笑)

一通り’街を歩き回ったら、ホテルのスタッフさんに教えてもらった、フエ名物「ヤギ鍋」を出すお店に行ってみます。

まずはフエのビール「フェスティバル」から。

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このように麺と野菜が用意され、熱々になった鍋が出てきます。

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中身は豆腐・ヤギ肉・里芋(?)をたっぷりのネギと唐辛子で煮立てたものでした。

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これにあらかじめくぐらせた麺と空心菜をいれていただきます。

ヤギ肉というと独特の臭みがあるのがしらrていますが、これはどうやって抜いたのか、そういった臭みは無く、非常にあっさりとした味で楽しむことが出来ました。

フエの気温は低く、真夏だった南部からみると秋のような気候ですから、こういう暖かい鍋はちょうど良い感じ。すっかり堪能してしまいました。

明日はフエ市内観光の予定。ここも世界遺産です。 


タグ:自転車旅行
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コメント 2

Santa

気候もある意味変わるもんなんですね。

山羊肉か…食べたいな。
空心菜と合わせて食べたら身体によさそう。
by Santa (2012-03-15 11:02) 

K

おじゃまします

日本の峠も、バイパスのトンネルが出来て寂れてしまうところが多いようですが、かの国も同様なようですね。

そのおかげで旧道の峠を、単車で快適に走れるので、個人的にはありがたかったりもするんですが、、、>_<。



by K (2012-03-15 22:43) 

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