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自転車からバスへスイッチ [ミャンマーちょこっと自転車旅行記]

昨日ホテルについてから考えなくてはいけないことがありました。次の街までの距離です。

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ミャンマーは長い間続いた閉鎖的政策の軍事政権の影響もあって、外国人観光客の受け入れや、自国民の国内旅行がそれほど多くない時期が長かったので、宿泊施設の数がいまだにあまり多くないという状況が続いています。

その結果としての宿代の高騰(食べ物や飲み物、移動の交通機関の価格に比べ、宿泊費だけが突出して高い)があったわけですが、

「そこいらの田舎町では宿泊施設など無いのが当たり前」

というのもあります。しかも閉鎖的政策の名残で「外国人を泊める宿は認可制」となっているそうで、実は一昨日の朝まで泊まっていたニアウンレービンの街でも、あの泊まったホテル以外のホテルでは「(外国人を泊める)部屋はない」と断られていたのです。

そんなわけで今いるネピドーから北へ向かって、次に外国人が泊まれる宿がある街は、165km先の「メイッティーラ」ということになりました。

その間にある村や街の情報は徹底的に調べましたが、どこにも外国人の泊まれる宿はありません。実際にこの道を自転車で走った人が宿に外国人ということで断られ続け、野宿をすることととなり、あげく警察に夜中踏み込まれる(野宿も禁止)という事件さえ起こっています。

ならば165km走ってしまえばいいのですが、昨日までの4日間の平均速度は17km/h。休みなく走り続けても10時間はかかる距離となります。

ところが今のミャンマー南部は、日の出で明るくなるのが朝6時過ぎ、日の入りで暗くなるのが夕方17時半、と自転車走行に使える時間は11時間ほどしかありません。

つまり「今のakoustamの体力では、ほぼ休みなく10時間漕ぎ続けないと、明るいうちに街にたどり着けない」ということに。

これはありえない前提なので(暑さがあるため、走行が連続で2時間を超えると一気に体力が奪われる)、結論としては「無理」ということになります。

結果、朝になって決断しました。

自転車移動は断念することに。

こうなると、自転車を載せて移動するには路線バスというわけにはいかないので、素直にネピドーの長距離バスターミナルに行きました。

ネピドーの街の北西部にあるMyoma Marketの隣にそれはあります。

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近代的な建物の向かいにあるバスターミナルで聞いてみたら、北の古都マンダレーに行くハイウェイバスが14:00に出るとのこと、5,300チャット(+自転車料金)とのことでチケットを取ったら11:00。まだ3時間もあるので、Myoma Marketを見に行きます。

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さっきの近代的な建物の西隣にあるこのマーケットは、およそネピドーらしくない庶民的な作りで、こっちのほうが「これぞ市場」としっくりきます(笑

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一通り楽しんで、お昼ごはんを食べたら14:00、バスがやってきます。

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日本のバス(右ハンドル)の中古ではなく、こちらはちゃんと新品で購入したであろう左ハンドルのSCANIAバス。

これに乗って4時間。300km北にあるマンダレーに向かいます。

バスの中はエアコンが効きすぎなくらい寒いこと以外は快適そのもの。AH1と違ってトラックとかがほとんど通らない「高速道路」を使っていくので、道もコンクリート舗装のしっかりしたもの。揺れも騒音も少なく進んでいきます。

バス内のテレビではミャンマーのドタバタドラマが流されていますが、それを見ているミャンマー人乗客さんの笑いの沸点が低いこと低いこと(笑)爆笑が響く4時間を過ごしたら、18:30ミャンマー第二の都市、古都マンダレーに到着です。

しかし、このバスがターミナルについて、中の乗客に明らかにミャンマー人でない僕を見つけたタクシーやバイタクの運ちゃんがどんどんバスの周り子を囲んでいきます。

「タクシー?」「タクシー?」「タクシー?」

マンダレーのバスターミナルは、街の中心部から8kmほど離れているので、ここに着いた観光客は確実にタクシーを必要とします。それを狙っていかに客を引っ張るか、彼らにとって生活がかかっています。

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ここまで血走ったタクシーの客引き争いを見るのは18年前のネパール・インド以来でしょうか、

「あーこれぞアジアだ」

とワクワクしながらバスを下り、まるでハリウッドのセレブのように人々に取り囲まれますが、僕には自転車があるので、

「ノータクシー」

と一言高らかに宣言して、バスから引き出された自分の自転車に乗って街なかへ走り出しました(笑

そこから5kmほど走ってついた宿はカプセルホテルのようなドミトリー式。

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一泊12$で設備も整っているので、良しとしましょう。もしメイッティーラに行っていたら、一番安い宿でも5,000円なのでね。

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宿前では何故か屋台が出て盛り上がっており、そんな喧騒のなかをワクワクしながらマンダレーを楽しんでいます。

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